韓国のサムスン電子はこのほど、独自のモバイル用OS最新版「bada(バダ)2.0」を搭載したスマートフォンを3種類発表した。
バダ2.0は、2月に同社が発表したもので、マルチタスキング、Wi-Fiダイレクト、音声認識、近距離無線通信NFCなどをサポ-卜する。
●スタイル重視のユーザーに最適
新製品のうち、旗艦モデルとして提供する「Wave3」は、4型スーパー有機ELディスプレイ装備、1.4GHzプロセッサ搭載製品。HSPA対応。厚さ9.9mmのフルメタル設計で、スタイル重視のユーザーに最適という。
サムスン独自のアプリ「ソーシャル・ハブ」、「ミュージック・ハブ」をあらかじめインストールしている。
「WaveM」は、3.65インチのワイドHVGAスクリーンを装備。832MHzのアプリケーション・プロセッサ搭載。サムスン独自のクロスプラットフォーム・メッセージングサービス「チャットオン」に対応する。
「WaveY」は、初めてスマホを購入する人を対象とした製品。3.2型HVGAディスプレイ採用で、ウエーブMと同じ832MHzプロセッサを搭載し、チャットオン対応となっている。
いずれの製品も、発売時期や価格などの詳細は明らかにしていない。
【記事引用】 「電波新聞/2011年9月2日(金)/2面」