携帯電話業界ブログ

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米AT&T、“1億クラブ”入り 携帯電話加入件数、9月末で1億700万

2011-10-24 | 携帯事業者/世界



 米AT&Tの携帯電話加入件数が9月末で1億700万となり、“1億クラブ”入りした。

 中国、インド以外の事業者で一国での加入契約が1億件を超えたのはライバルの米ベライゾン・ワイヤレスに次ぐ。複数の国で事業展開して1億人を超えている事業者にはボーダフオンやテレフォニカ、オレンジ(フランステレコム)などがある。


●スマートフォン販売好調

 こうした事業者は、旧植民地へ進出することで加入者を増やしてきた。

 しかし、1カ国で1億以上の加入者を持つ事業者は、中国移動の6億3351万、中国聯通の1億8900万(以上9月末)、インドのバルティ・エアテル(1億7185万=8月末)、同リライアンス(1億4607万=同)、ボーダフォンのインド子会社(1億4414万=同)などで、両国に集中している。

 中国電信は6月末で9052万の加入件数だが、9月末の加入件数はまだ公表していない。AT&Tと並ぶ米2大携帯電話事業者ベライゾン・ワイヤレスは先に1億を突破、9月未加入件数は1億770万件。

 AT&Tは7-9月期に前期より210万の純増を記録、スマートフォン販売も480万台と好調。しかし、ほぼ半分は非iPhone製品。同社のiPhone契約者は累計270万だが、前四半期より減った。

 AT&Tは今月には最新機種「iPhone4S」の販売を開始、20日時点で同機の販売台数が100万台を突破した。日本ではトップのNTTドコモで9月末の加入者が5899万件。




【記事引用】 「電波新聞/2011年10月24日(月)/1面」


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