中国の情報産業部がまとめた国内４月の携帯電話・ＰＨＳ加入者は５億８３５１万で、前年同月を約２０％、加入者数で９６００万増加した。
０５年４月末が３億５３００万だったが、３年間で１．７倍増えたことになる。
２大携帯電話事業者の４月末の加入者数は中国移動が３億９９５４万で、４月だけで前月からの純増数は７４１万を記録。中国聯通は１億６８５３万の加入者数、同純増数は４４３万。
中国ではＴＤ－ＳＣＤＭＡ方式による第３世代サービスの商用化テストを中国移動が４月にスタートし、なんとか五輪前に本サービスにとの意気込み。
２大事業者の０８年１－３月業績では、中国移動が売上高で前年同期比１９．７％増の９３０億２４００万元（約１兆３６７４億円）、純利益は同３７．２％増の２４１億元で、２番手の中国聯通に純利益額で倍以上の差をつけた。
中国聯通は、販売管理費などの費用増が収益に響き、同５．７％増の２５４億８１万元の売上高に対し、純利益は同１．６％増の２０億２２００万元。
【記事引用】 「電波新聞／２００８年５月２７日（火）／２面」
