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ソフトバンク、冬春商戦向け製品を発表 アンドロイド端末大幅拡充、脱iPhone依存鮮明

2011-10-01 |  ソフトバンク



 ソフトバンクモバイルは29日、冬春商戦向け携帯電話の新製品15機種を発表した。

 スマートフォンは高速通信機能を搭載した端末など11機種を用意。いずれも米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載し、米アップルの「iPhone」にとどまらない多様な品ぞろえをアピールした。


●目玉はウルトラフォン4機種

 冬春モデルの目玉商品は、受信最大毎秒21Mビットの高速通信機能を備えた「ウルトラフォン」4機種。

 シャープ製の「アクオスフォン」、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の「ルミックスフォン」、京セラ製の「ハニービー」など高機能機から若者向けまでとりそろえた。

 京セラのハニービーはPHSで若者に人気のブランドで、ソフトバンクモバイルによる京セラ製端末の発売は今回が初めて。

 このほか、月490円の基本料で留守中の自宅ヘの不法侵入を携帯電話に知らせる「みまもりホ-ムセキュリティ」(中国・華為技術製)なども用意した。

 同日会見した孫正義社長は「iPhoneは業界で最も優れた製品であることに間違いないが、最近はアンドロイドの機能もこなれてきた」と強調した。

 KDDIのiPhone販売などに関する質問には「ノーコメント」を貫いた。

 無線のネット接続で国内催促となる高速データ通信サービス「ソフトバンク4G」を11月に始めることも正式発表した。まずは一部地域でサービスを開始し、2012年度末には全国の政令市の人口カバー率で99%を計画している。

 ただ、現状ではiPhoneには対応しない。




【記事引用】 「日経産業新聞/2011年9月30日(金)/3面」
         「日本経済新聞/2011年9月30日(金)/11面」


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