携帯電話業界ブログ

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ソフトバンク、「ULTRA SPEED」を2月下旬に開始 携帯データ通信、速度6倍

2011-02-01 |  ソフトバンク



 ソフトバンクモバイルは26日、携帯電話回線を用いて受信速度が最大毎秒42Mビットを実現するデータ通信サービスを2月下旬に始めると発表した。

 速度は現行の約6倍に当たり、出先で快適にインターネット接続ができる点を訴求して拡販する。


●高速化競争過熱

 第3世代携帯電話(3G)を拡張した「DC-HSDPA」と呼ぶ高速化技術を使い、「ULTRA SPEED」の名称で展開する。まず企業向けに始め、個人向けは3月に提供する予定。

 通信料は2年の継続利用を前提とした場合で月1000-5980円など。提供地域が都心部に限られる来年6月末までは月1000-4935円の特別料金も用意する。

 パソコンに接続して使う通信端末「004Z」(中国ZTE製)の価格は現在検討中だが、実質負担額1万円以下となる見込み。当初の提供地域は人口カバー率で約12%だが、6月までに約60%に引き上げる計画。

 携帯回線を用いた高速通信では、KDDI系のUQコミュニケーションズが最大毎秒40Mビットの受信速度をもつ「WiMAX」を提供中。

 NTTドコモも、昨年末に最大毎秒75Mビットの次世代携帯電話サービス「LTE」を始めた。高速化を巡る各社の競争が過熱しそう。




【記事引用】 「日経産業新聞/2011年1月27日(木)/5面」


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