圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

ヴァイオリンの指圧

2008-01-04 09:40:52 | 圭子の音楽室
弦はとてもデリケートでそれにかかる圧力で全然違う音になる

ほんの少し指の肉が触れただけで変わってしまう

張られた4本の弦はそれぞれに太さも違うから指圧も勿論変わってくる

子供の場合は特にD・G線はしっかり押さえられないと弓で弾いた時の振動にはじき飛ばされてしまう

そんなことからも初心者には弾きやすいA・E線ばかりを弾かせる教材も多い

でも師匠のテキストは初歩の頃からすべての弦を弾くように設定されているので、自然とキレイに音を出すために左手の指圧・右手の弓圧を変動させなければいけないことに自ら気づき始める

G線を弾く時にバスバーを意識して鳴らすことも早い時期に教えた方がいいと思う

ファーストポジションの段階でこういった微調整が出来るようになるとハイポジションを使うようになった時にさらに指圧・弓圧そして弓と駒の距離や弓のスピードが必要になってくることもわかるだろう

弾く側の様々な調整や心配りが音色に反映されやすいデリケートな弦楽器は子供の好奇心をくすぐるだろうと思う

ヴァイオリンの3指と4指

2008-01-04 09:40:28 | 圭子の音楽室
ヴァイオリンを習い始めの頃は、音程を作る左手の3指と4指の長2度が難しい

D・G線はなおさら

子供はとにかく4指を目指すとこまで伸ばそうと頑張る

ただ頑張るだけだと親指の基本の位置までおかしくなってくる

3指を支点にして左肘を中に入れるように4指をかぶせるようなつもりで伸ばせば楽に目的の場所にいける

これが出来るようになれば全然辛くない

この時に開放弦と共鳴してるかどうかも確認させるようにするといいかもです

耳の訓練にもなります


初稽古

2008-01-04 08:49:46 | 圭子の音楽室
二日休んだ我が子達のヴァイオリンとピアノの稽古を今日から始めた

両方だと2時間は軽くかかってしまう

一人がレッスンしている間は、同じ部屋で本を読んで待つようにしている

お互いに聴くことは勉強になる

本を読んでいても結講入っていく

二日休んで2人とも調子が悪い

音階やエチュード・・・部分練習から入った

音程がピッタリ合わない

1点接触と2点接触の連続でさらいなおした

しつこく言われるのに二人とも悔しいのか半べそ

ピアノは自然な状態で弾けるので辛いとか言わないけれど・・・ヴァイオリンは弾くスタイル自体が特殊なので子供達は疲れるらしい

確かに完全にヴァイオリンを弾く体にならないと疲れるだろう

でも、そうはいっても辛抱強さと集中力で何とか乗り切った後は爽快な様子

何事も継続する事は大変だけど、こうやって強固な精神力が鍛えられていく

強い精神力と集中力は音楽のみならずどんな分野でもプラスになるはず

教える側もかなりのエネルギーを使うので、小さい頃に私に教えて下さった先生もこの大変な時を一緒に過ごしてくれたんだ・・・と思うと感謝の気持ちと私も頑張らないと・・・と思います

でも、一人でも多くの子供達に音楽を・・・とは思っても・・・

私一人で抱えられる生徒には我が子も含め限界があるな~としみじみ思ったのでした