２５日の日記

日中はスゴい暑さだけど・・・今は気持のいい風が部屋の中に入ってきてエアコンなしでもいい感じ

暑さでおさら会で頂いたお花も生き花としてはあまりもたないので

ミニバラは色のキレイなうちにドライフラワーに姿を変え部屋のインテリアとなりました

ピカソの「船を持つ少女マヤ」の横にぶら下げてみました

私の前半の夏休みも今日で終わり・・・

週末にオケの仕事行って週明けに補講レッスンを数人入れて・・・地方公演へ

学校が休みだと何だか家事も増え忙しいです

練習時間も減るし何だか疲れる～

給食のありがたさが身にしみる今日この頃・・・

休み中に師匠のホームレッスンにも子供達を連れて行かないといけないので、あまりサボらせるわけにもいかず一昨日より練習復活

短い時間でもいいから毎日欠かさず練習することが子供には何より必要

ヴァイオリンのテキストもＡとＥ－ｄｕｒのスケールとアルペッジョ＋エチュード曲をホームレッスンで合格出来れば次の課題が頂ける事になってる

娘はエチュードがつまらないらしくちゃんとした曲が弾きたいなんて横柄な事を言うので音階練習とエチュード練習の重要性を話して聞かせた

ホントに上手になりたいなら今の時期にしっかり向き合う事が必要

基礎がしっかり出来ていれば後々の難しい作品は楽にすぐに弾けるようになるから

急がば回れだよ・・・と話しました

子供のコツコツ積み重ねの努力を辛抱と忍耐で見守るのもなかなか大変です

こうやって親としても教師としても私自身も成長させてもらってるんだろうな～と思うのでした

揺らぐ音楽家の地位

今日の朝日新聞の朝刊に「不安定な音楽家の地位」という記事があった

一人のソプラノ歌手の合唱団との契約更新を巡っての内容に始まりプロオケの雇用問題など・・・

特定のオケに所属してもなかなか生計を立てるに十分と言える保証でもないし楽団内のいろんな音楽以外の人間関係なども煩わしいらしい

それでも特定のオケに身を置くのは個人的に来る仕事依頼のためには肩書きが必要だから・・・と言っていた

煩わしい人間関係に悩まされないのがフリーの利点だけど・・実力社会の中で末永く生き残るためには本当にキビシイ

このソプラノ歌手と財団側の争いは最高裁までいくらしい
年に５０公演を果たしそのための２００日近い練習にも出席しているにもかかわらず練習への参加も公演への出演も義務ではないというのが財団側の主張

新国立劇場の発足依頼のメンバーでソプラノパートのまとめ役も務めてきたこの歌手の方・・・使うだけ使ってお払い箱なんてあんまり

労働に見合うだけの保証をするべきだと思う

音楽家は選ばれた人にしか出来ない特別な職業なのに

アルミロボット作り

夏休み期間中には子供達向けのいろんな活動参加の呼びかけがあり

アウトドア男の次男は自分で申し込みしドンドン出かけて行きます

昨日も近くの職業訓練校でのイベントのアルミロボット作り講習会に参加し面白い物を持って帰ってきました

４色に変わりながら光るロボットです



電気を消すととてもきれいです

夜中に帰宅するへ

「お父さんおかえり～」・・・と書いた紙をロボットの手に持たせテーブルの上に置いてしてました

男の子はこういうものにとても興味を持つ時期があります

長男もよく不思議なものを作っていました

兄弟揃って物作りがとても好きなようです

男の子は意外にこんな遊びのような事から生涯の仕事につながるような事を見つけるものです

次男はどういう方向に進むと言いだすか楽しみでもあります

天災と愚かな人の起こす災い

こないだは大きな地震で目が覚め

長い揺れを感じてこわかった～

先週だったかレッスン中にも地震があり

教室は１Ｆなので・・最初私自身が疲れててフラフラしてるんだろうかと思う位の弱い揺れで

生徒さんに「もしかして今揺れてる」・・・と聞いた位

地震・・恐いです

災害対策ってしてないといざという時に慌てるだろうな・・・と思うけどなかなか・・・

我が子達も頻繁に出かけるし心配です

それと最近恐いのは不審者の出没

先日近所でも不審者による連れ去り未遂事件が起き

夏休みに入り子供達がたくさん外に出てるので警官によるパトロールもまめに行われています

この不審者・・・３０代～４０代が一番多いらしい

成人の女性とコミュニケーション出来ず子供に興味が

プライドが必要以上に高く自分自身が傷つきたくないとか、力で思い通りに出来る弱い者を標的にするという卑怯な人間達

自分に一番の問題があるのに向き合おうとしない

一昨日・・本屋で起きた悲惨な事件でもこれから希望に向かう若い女子大生が命を絶たれた

「仕事が上手くいかずむしゃくしゃして誰でもいいから・・・」・・という犯人の身勝手な理由

新聞を読むたびに

家族の間での憎しみ合いの結末・・・

どうしてこんな人間ばかりが増えるのだろう

真っすぐに生きててもこんな目に合うんだからやりきれないです

でも悲しいかな・・人による災難は人の手でしか防ぎようがないし人が変わらなければ何もよくならない

人間ていとも簡単に愚かな生き物になるんだな～と悲しく思います

残念な事です

もっとホントは素敵に生きられるのに

ホントのピアノか電子ピアノか・・・

住宅事情を考えるとピアノを習っていても毎日家でグランドで練習できるという環境の子供は少ないです

ホントにピアノについて勉強したいならばグランドでないと限界があります

趣味の範囲で鍵盤楽器が弾ければいいと言うのであれば電子ピアノで全然ＯＫですが、それ以上の事は望めません

最低でもアップライトが必要で、時々グランドで練習できる環境が必要です

アップライトとグランドでは鍵盤のタッチも当然違うけれど・・・

そもそもピアノは横に弦が張ってあるものを下からのハンマーで叩いて音をつくるものなので、縦に張った弦を横から叩くアップライトとは音が違うのは当然と言えば当然

ホントのピアノの専門家を目指すならやっぱりグランドです

音大の教授レベルの先生になればグランドピアノを持たない子には教えてくれません

グランドで毎日練習出来るからこそレッスンの意味があって、実現できると考えていらっしゃるのでお断りされるのです

環境も才能のうちと言われるのはこういうことなのかと・・・

決して意地悪ではないのです

私がチェンバロを習うのに家での練習がピアノや電子ピアノのチェンバロ音でやっても意味がないのと同じです

構造自体が違うわけだから

でもどんなにいいピアノでもフリーサイズでプロ活動するに耐えられるヴァイオリンの値段に比べれば全然手が届かない物でもない

同級の男の子で一人息子だったけど・・一人娘の奥さんの実家から７千万のヴァイオリンを買い与えるという条件で婿養子にいったという話もある

イケメンの彼は、もっと実力のあるブーの男の子からかなり羨ましがられているそうだ

ヴァイオリンはいろいろな伝説話の生まれる神秘的な楽器でもある

人の心を惑わし虜にしてしまうようなとこがあるかもです