圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

揺らぐ音楽家の地位

2008-07-25 22:52:40 | 私の好きなこと・気になること
今日の朝日新聞の朝刊に「不安定な音楽家の地位」という記事があった

一人のソプラノ歌手の合唱団との契約更新を巡っての内容に始まりプロオケの雇用問題など・・・

特定のオケに所属してもなかなか生計を立てるに十分と言える保証でもないし楽団内のいろんな音楽以外の人間関係なども煩わしいらしい

それでも特定のオケに身を置くのは個人的に来る仕事依頼のためには肩書きが必要だから・・・と言っていた

煩わしい人間関係に悩まされないのがフリーの利点だけど・・実力社会の中で末永く生き残るためには本当にキビシイ

このソプラノ歌手と財団側の争いは最高裁までいくらしい
年に50公演を果たしそのための200日近い練習にも出席しているにもかかわらず練習への参加も公演への出演も義務ではないというのが財団側の主張

新国立劇場の発足依頼のメンバーでソプラノパートのまとめ役も務めてきたこの歌手の方・・・使うだけ使ってお払い箱なんてあんまり

労働に見合うだけの保証をするべきだと思う

音楽家は選ばれた人にしか出来ない特別な職業なのに


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