息子と二人での沖縄再スタート!早起きも苦じゃなくなり、生活リズムも整ってきた。自然がくれるエネルギーというものはホントにスゴイ

沖縄はもう5月位から海に入れる

仕事帰りに息子と海岸に行き遊んだ事もあった!沖縄の海岸は白い砂浜なので海のキレイな色とのコントラストが素晴らしい

これまでの大変だった事等ふっ飛んだ

息子も私としっかり手をつなぎとても楽しそうにして、いい笑顔が戻った

その時思いがけず大きな波をかぶりびしょぬれのまま帰宅したこともあったな~

週末息子と車で海岸沿いをドライブしたり、植物園やパイナップル園に行ったりするのが楽しみで仕事も一生懸命にした。その頃、採用試験の時に知り合った友人の紹介で弦楽合奏での学校まわりの仕事をしたのをきっかけに、そこで中心的立場にいたヴァイオリンの先生が「ずっと演奏続けないとだめよ!」と・・沖縄交響楽団というオケの常任指揮者を紹介してくれて、団費免除で入団させてくれた。学校で音楽教員やってる人も沢山いて、友達の輪が広がり嬉しかった

島の子供達と過ごしながら毎週平日に1回の練習に那覇まで通った。住まいの名護からは72キロほどかかった

島の子供達との授業は人数少ないのでほのぼのとした授業が出来た。学校で教員として仕事して初めて知ったのが・・・子供達は常にメロディーラインが聞こえてないと歌えないということだった

伴奏パートに自分達でメロディーをのせられない

じゃあ教師用の本ははっきり言って役に立たないじゃん

と思い、右手で常に歌のメロディーを弾き左はコードネーム使ってなんか適当な伴奏の形にしなければ・・・コードネームなんてクラシックじゃ必要ないし、馴染みがなかったのでとにかくいろんな歌に書かれてるコードネームを見てかたっぱしに弾いた

慣れるととても便利なものとなった

楽器もいろいろあるので、教科書の中からよりも、知ってて欲しい名曲を簡単に合奏出来るようにアレンジしやってみようと思った。最初に選んだのがモーツァルトの魔笛から魔法の鈴のテーマだった。5つのパートに分けた。四分音符・八分音符・四分休符を確実に身につけさせ、まずは一人ずつ指導した。人数少ないから出来た事・・・。自分のやるべき事がわかると、休み時間はすべて音楽室に練習に来る。子供達もとても気に入ってくれて好きになってくれたようで嬉しかった。各パートが仕上がり合わせた時は、もうみんな感動で、1階の職員室にいた先生方もこれまでこんな素敵な音を聞いたことない

と言い覗きにいらした。子供達は得意気だった

ヤッタ

と思った。ヴィヴァルディの四季から春やアイネクもやった

小さな島の学校の音楽室から素敵な音楽が聞こえるようになり、校長先生が何だか圭子先生が赴任されてから子供達がとても楽しそうに生き生きしてきましたよ

と言って下さり、そうなんだ~

と嬉しかった。でも、今思えば指導要領の内容とか教材とか結講無視してやってたかも

だって魅力もなにもない教材使っても面白くないし、音楽のホントの楽しさは伝えられないと思ったから

新任のくせに生意気なヤツだと思われてたかも

ですが・・・そんなの眼中になかったです