鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

かび毒

2011年02月17日 | Weblog
こんな記事があった。

食用米に発がん性カビ毒=宮崎大が生産、9人に販売
時事通信 2月16日(水)21時56分配信

 宮崎大学(宮崎市)は16日、農学部が生産した食用米から発がん性の強いカビ毒「アフラトキシンB1」が検出されたと発表した。学内で9人に計17袋が販売されたが、これまでに健康被害の報告はないという。厚生労働省などによると、国産の食用米からアフラトキシンが検出されたのは初めて。
 同大によると、検出されたアフラトキシンB1は食品衛生法に定められた規制値の7倍に当たる1キログラム当たり70マイクログラム。長期的に摂取すると、肝細胞がんを発生させる恐れがある。 


Q:さて、この記事の何が問題でしょう?




A:この部分→「これまでに健康被害の報告はないという。」


当たり前の話だが、発がん性物質の毒というのは変異原性(遺伝毒性)であり、その物質を取ったからといってすぐに誰でもがガンになるわけではない。
ガン(この場合だと肝細胞ガン)になる可能性が高まるわけで、食べた人に影響が出るのは数年後か数十年後。

したがって、現時点で「健康被害がない」なんて言っても何の意味もない。

たぶん、大学が言い訳として言ったのだろうが、大学のくせにそのようなことを言う宮崎大も、それをそのまま書いてしまう記者も何とも・・・・・・


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