鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

マンション巡りリローディッド

2005年12月23日 | Weblog
先々週、先週とひさしぶりにマンション巡りに行ってきた。

(1)芝浦アイランドケープタワー

 同じ島の中で先行して販売されたグローブタワーのマンションギャラリーが、ケープタワー用として模様替えしたとのことで、先行して見せてもらえる(モデルルームは2つのみで、残りは工事中)そうなので行ってきた。

 ケープタワーはY字型という妙な形をしていることが特徴だが、このY字型の最も内側の部分の部屋(部屋の形が変)と、先端の角部屋の2つを見ることが出来た。
 内側の部屋については、いびつな形で間取りとして使えない部分は、物置やクローゼットとして利用されていた。ただし、壁の向こう側にエレベータシャフトがあるため、エレベータの通過音が聞こえるのでは?という疑問がある。
 角部屋は開口部が広いため明かりが取れてよい。ただし、例によって価格は高い。
 この物件は、隣のビルにあるヘリポート対策として全室に二重サッシが採用されている。バルコニーに出るためには、内側サッシを開けて、外側サッシの鍵を開けて、外側サッシを開ける、という手間がかかり結構面倒。

 その後、ゼネコンの設計担当者による構造説明会があったので参加してみた。最近話題の耐震性に関して色々と説明があった。
・高さ60m以上の高層建築物については、通常の建築確認に加えて2段階の審査(大臣認定等)が加わるため3段階のチェックが入る。
・超高層の場合、建物の固有振動数が大きいために免震装置の効果はあまり出ない(低層階のみ効果がある)
・ケープの場合、耐震強度は基準の1.2倍となっている。

 その後、現地へ行ってみた。ケープタワーの場合、敷地の形の問題から(グローブタワーのように)現地を間近に見ることが出来ない。仕方がないので、運河の対岸から眺めてみた。
 建物のすぐ脇をモノレールが走る【写真】が、音はそれほどでもない。中層階以上ならば気にならないような気がする。もう一つの懸念事項であるヘリの音については、日曜だったためかヘリの発着はなく、音の状況を確認出来なかった。


(2)キャピタルマークタワー
 マンションを見るようになってはじめてモデルルームに行った物件。ほどんどの部屋が売れたそうだが、若干キャンセルが出ているそうなので行ってみた。
 一応予算内で買える部屋があるが、眺望がいま一つの割には安くも広くもないので見送り。
 その後、現場事務所の4階から現地を見た。周囲をオフィスビルやマンションに囲まれており、南面は20階以上、東西は15階以上でないと眺望は望めそうにない。ただし、敷地内の公園のスペースは思っていたより広い。
 もっと早くに本格的な購入を検討していたなら良い部屋があったかもしれないが、遅すぎた。


(3)ワールドシティタワーズ
 この物件はA棟、B棟、C棟の3棟構成になっているが、来年3月に竣工予定のA棟の内部が見れるようになったと聞き、見学に行ってきた。(B棟、C棟の竣工は1年後)

・運河沿いはボードウォークになっており、パームツリーが並ぶ【写真】。マリーナも設置されている。
・中庭の公園は思ったより広い。ただし、建物に囲まれているため日当たりは良くない。上を見上げると複雑な建物の形が分かる【写真】。3つの建物の中間部分は広々とした公園となっており、子供を遊ばせるには良さそう。
・エントランスは天上高があり、南面がガラスのため明るく感じが良い。
・部屋では、首都高やモノレールの音は全く聞こえない。
・26階の西側の部屋を案内してもらったが、ダイレクトスカイウインドウ(床から天上までの全面がガラス)は、ガラス面から下を覗くと、ほとんど真下が見える。結構怖い。西側の正面には品川の高層ビル街が見渡せる。
・東側のスカイラウンジ(26階)にも行ってみる。正面左手にレインボーブリッジ、正面にはお台場、遠くは羽田空港や房総半島まで見渡せる。ラウンジの隣には10箇所くらいの学習ブースもあった。
・ここの売りの一つである室内プールとジムは見ることが出来なかった。
一通り見て回って、意外と良いかも、と思うようになった。というのは、ケープタワーについて調べるにつれて、その立地の悪さ(液からの距離、敷地へのアクセスの悪さ、モノレールとヘリの音)が気になるようになったため。WCTの場合、前にモノレールと首都高はあるものの、天王洲までは4分(品川までは15分くらいかかる)、プールはついているしその割には管理費も安い。建物自体は問題がなく、C棟(西向き)の場合、前が大学で遮るものがないため眺望もすばらしい。
 ただ、C棟の残りは売り出されておらず、値段も出ていない。来年2月に売る予定とのことで、ケープタワーと同じ時期になるため、両者を比較しての検討・判断になる。
 ケープタワーで買える部屋の眺望がいまひとつななので、WCTに傾きつつある。