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野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

「読書」に関する気になる記事

2017年04月18日 | 教育活動
私は、大学のゼミ生には、毎月1冊の専門書の読破とブックリポートの作成を課しています。その理由は、以前のブログで説明しました。

ところで、読書に関して、「ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト」に、気になる記事が掲載されていましたので紹介します。

1つは、「マンガだけじゃない! 日本の子どもの読書量は多い」です。日本の子どもたちは、確かに、様々なジャンルの本を読んでいるのですが、マンガへの嗜好がとりわけ強いようです。このことについて、同記事の著者である教育社会学者の舞田敏彦氏は、警告しています。

「親切な絵ばかりに頼っていると想像力が訓練されないし、直観(印象)依存型の思考回路ができてしまうという問題もある」。

全く同感です。文字情報を想像力で補うことにより、思考力はより鍛えられます。

もう1つは、同じ著者による「働き盛りが読書しない日本に、やがで訪れる『思考停止』社会」です。「思考停止社会」は、いうまでもなく不健全です。オーエルの『1984』で描かれた恐ろしい国家を彷彿とさせます。読書は、社会の健全性を維持する、重要な1つの営為だと思います。

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英語の専門テキストを読破しました!

2017年02月02日 | 教育活動
2016年度後期の「アジア太平洋の国際関係」では、はじめての試みとして、英語のテキストを指定して、これを1学期間で読み切ることに挑戦しました。使用した教科書は、Michael Yahuda, The International Politics of the Asia-Pacific (London: Routldge, 2011), 366pp です。



履修者は、3年生10名(+4年生と学外からの数名の聴講者)でした。この授業計画を立てた際には、授業を履修する学生がいるか心配でしたが、二けたの学生が来てくれました。授業が始まった後も、脱落する学生がでるのではないか、との心配もありましたが、全員、最後まで(何とか)やり遂げました!

本年度、同授業において、上記の英語テキストを使用したのは、試行錯誤の末のことでした。前年や一昨年は、日本語で書かれた図書や文献をつかって、同授業を行ったのですが、どうもしっくり来ませんでした。その理由の1つは、「アジア太平洋の国際関係」を包括的に解説する日本語のテキストが、私の知る限り、ないということでした(もし、よい日本語のテキストをご存知でしたら、ぜひ、教えてください)。もちろん、このテーマについて書かれた良書や優れた文献はたくさんあります。しかし、この地域を体系的に扱うまとまった教科書は、見つけられませんでした。

来年度も、より多くの学生が、この授業にチャレンジしてくれることを願っています。

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鎌倉女学院での国際学講座

2016年12月20日 | 教育活動
先日は、鎌倉女学院にて、「グローバル社会を理解するために」と題する講演を行ってきました。



今年は、海外の国際学の雰囲気に触れてほしいと思い、短い英語のビデオも見てもらいました。

明るく元気な生徒さんに元気をもらった講演会でした!

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高崎女子高校での模擬授業

2016年12月08日 | 教育活動
先月、高崎女子高等学校において、2年生向け模擬授業「謝罪の国際関係―歴史問題を考える―」を行ってきました。私の旧友の一人であるウォルター・ハッチ氏(コルビー大学)のTEDの講演ビデオ "Partnerships, not apologies, will secure peace in Asia" を見て、国際関係論の視点から、日中間の歴史問題を生徒さんたちと考えました。



同時に、国際関係論という学問の中身についてもお話ししました。米国やカナダでは、国際関係論は政治学の1つの分野に位置づけられていることを話すと、多くの生徒さんが驚いていました。確かに、日本の大学において、国際関係論を学べる学部は「国際系」に区分されることも多いので、こうした反応は、むしろ当然なのかもしれませんね。

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ゼミ生の外務省コンテスト入賞!

2016年10月04日 | 教育活動
ゼミ生の島田育美さん(4年)が、平成28年度外務省「国際問題プレゼンテーションコンテスト」において、見事、優秀賞に輝きました。



彼女の日頃のたゆまぬ努力が実を結んだものと思います。島田さん、おめでとう!

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