徒歩15分位の所に、矢ノ森(やのもり)集落があります。平泉藤原氏の黄金文化の一躍を担った金山の採掘場があります。平成17年に「藤壷の滝(ふじつぼのたき)」として地元の方々の力で、その面影が再現されました!春には滝周辺に、見事な藤の花を見ることが出来ます!昭和30年代末まで金を掘っていました。その後は採掘の穴は、埋められ中を見ることは出来ません。子供の頃の思い出として、川の中に入って膝まで水に浸かって冒険しようと友達と行きましたが、中が迷路状で、大人に、「入ったら二度と出て来れないぞ!」と言われ諦めました。当時は、川で砂金や砂鉄が採れました!良質の金鉱脈があったそうです。藤原文化の「栄華の夢」が地元に残っていて、大切に保存されています。
矢ノ森八景として、束稲山 や黒森山の伝説が紹介されています!束稲山に纏(まつ)わる史実が多いのに、感慨深いです!!(写真を拡大してご覧ください)
藤壷の滝(金山坑道)は、木々の葉が今は、ありませんが春には、見事な藤と滝で、当時に思いを馳せて、清涼感ある美しい景色を見ることができます!他の伝説の中に「弁慶岩」があります。義経と弁慶が、小雨の中で狩りをしていた時に3m位の岩が義経公に転んで行った時に、弁慶が、傘で岩を止めて義経公を守ったと言う話が残っています。岩には、傘で止めて跡が20cm位の穴となっているようです!弁慶の力を想像させてくれる伝説です。周辺には、金山坑が他にもありますので、また、紹介したいですね~!!