木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
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焚き火と外飯

『タヌキの赤ちゃんと財布』

2011-05-17 09:46:35 | Weblog

数日前、素敵なご婦人から誕生祝にと財布をいただいた。
オイラのブログを見て誕生日を知ったらしい.

財布の袋のチャックがいかれて、買い替えを検討していたのだ。
まさに絶妙のタイミングだ、これはオイラが引き寄せたのだろう。
きっとそうに違いない、オイラの引き寄せの法則も現実的になった。
そして、昨日。
中学校の先輩がやってきた
(元やくざ、服役三回トータル十一年、今はボランティア三昧)
「カンちゃん、これこうてくれ(これ飼ってくれ)」
「なんね、猪やら嫌ばい」(以前猪の子を持ってきた)
「タヌキたい」「タヌキやらいらんばい」
「まぁ、見てみらんか、えーらしいぞ(かわいいぞ)」
「タヌキがえーらしいかねぇ」と箱を開けて見る。
掌に乗りそうな子タヌキが四匹モゾモゾしている。
触っても嫌がらない、手のひらに乗る大きさだ。
「どうか」「えーらしいねぇ、こうてみようか」
「ほーらみてみろ」
かくして風の杜の住人が増えることになった。
大人になったら、山に放してやろう。
これは食用ではないので名前をつけねば、。
タ行からタを抜いて、「チー」「ツー」「テー」「トー」に決定。
我ながら素晴らしい命名だと悦に入る。
が、四匹とも同じ顔で大きさもほぼ同じだ。
明日、百円均一で首輪を買って名札をつけよう。
触っているとあ、だんだん慣れてきた。
オイラを親か爺さまと思っているようだ。
「オイラはそんなに垂れ目じゃねえぞ~!」
(タヌキは垂れ目ではなく目のまわりの模様でそう見える)
もう少し色が赤ければレッサーパンダなんだがなぁ、、。
芸を仕込んで客寄せタヌキにするのもいいなぁ。
愛情をいっぱい注げば恩返しも期待できそうだしなぁ。
こりゃぁ、しばらくは楽しめそうだ。
「ウフフフだねぇ」
財布→狸四匹→次は何?
期待に胸膨らむ里山のオヤジであった。