ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

生命保険査定を自動化 太陽生命に導入 日本IBM…

2016-03-25 23:20:17 | NewsPaper
生保査定の自動化での工数削減は
かなりの効果がありそうです…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『生命保険査定を自動化
 日本IBM 太陽生命に導入』

日本IBMが、太陽生命保険向けに
生命保険を契約する際の査定を
自動化するシステムを導入した
と発表した
という記事

顧客の病歴や健康状態をもとに保険加入の可否などを
判断するソフトになっている

営業要員が顧客から病歴などを聞き取り
専用の端末に入力するための書類も不要
査定結果をすぐに知ることができ
契約内容の変更や微調整がその場で可能



…と書いてみると、同業他社はどこまでITによる
自動化が行われているかがきになるものです
比較的規模の小さな生保ではまだまだアナログ寄りの
業務が残っているということでしょうか

これまでは、営業要員が集めた情報を査定担当者が判断しており
結果判明まで1~3日かかっていたのだとか
必須事項の書き漏らしや内容の不備などで書類を複数回
やりとりするケースもあったようで…

システム導入によって、営業要員や査定担当者の事務時間を
年約3万5千時間圧縮できるという計算がでており
導入効果はかなりのものです

これだけの時間圧縮につながった後は
顧客サポートに時間を割くことができ
商品造成や営業手法の選択肢が広がる
可能性があるとしています

他の業種においても専門的な事務作業を
ITによる電子化によって削減できることは
まだまだありそうなので、様々なところに
目を向けておきたいものです


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