ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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ソフトは完成品か更新型か…

2013-12-24 23:09:07 | NewsPaper
クリスマスイブの今夜は
ある意味イタく美しいイギリスの青春映画を
レイトショーで観ておりました


さて、本日の日経産業新聞から5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 ソフトは完成品か更新型か
 異なる発想、広がる選択肢』

IT化が遅れ気味の零細企業や個人事業主の間で
クラウド型の会計ソフトが人気を集めています
というところから始まる今回の記事

最近では、「マネーフォワード」や「freee
といったサービスの名前をWeb上でもよく見かけるようになりました

新参のベンチャー企業によるサービスで
レジなどのデータを用いて会計書類を自動で作ることができ
その簡便さや料金の安さが持ち味となっています

これらのサービスは、顧客の声を受けて
製品を逐次改良する柔軟性も評価されているようです

使い方が分からないという問い合わせがあった時、ソフトを人に合わせて改良し
「こう使ってください」とソフトに合わせてもらおうとはしない
といったこともあるようです


これは、従来のBtoB型の会計ソフトではあまり見られないものです
担当者同士の議論の上でソフトの仕様が決まってつくられて
いざリリースしれみれば、エンドユーザにとっては
使いづらいことがあったとしても、そこはソフトの使い方に慣れる
といったことがほとんどだったでしょうか

そういった面からみても、こういったソフトの作り方は
対極でありながらも柔軟な発想であると感じます

顧客と対話しながら進化するサービスと評価するか
不完全な製品と批判するかは人それぞれでしょう
とはいえ、共通する考え方としては、いかにして
エンドユーザにとって便利なソフトをつくり
エンドユーザの本来したいことに集中できる環境へのサポートを
することができるかといったことは共通するのではないでしょうか

様々な製品がありながら、その多様性を認め
そのエンドユーザにとってよい製品を選ぶことが
双方にとってよいものづくりといえるのではないでしょうか


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