ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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音楽配信、刺さる愛の形とは…

2014-04-21 11:36:33 | NewsPaper
先週土曜日のRECORD STORE DAYは
大阪でも盛り上がっていたようです
遅い時間にタワレコに行っても
お目当てのレコードは売り切れ続出でした
それでもイイモノを手に入れることができてなりよりでした


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 音楽配信、刺さる愛の形とは
 求む、100万曲の編集能力』

「もっと音楽に愛を」
国内の音楽配信サービスについて
あるレコード会社幹部が漏らしたそうです

それは、音楽ファンにとって、月額料金が安いとか
何百万曲そろう、とかは大して重要じゃない、と

結局は、利用者に刺さる、音楽の見せ方、提案の仕方
ということ

これは、たしかに同感しますね
ソニーからのMusic Unlimitedや
レコチョクからのレコチョクBestといった
有料で大量の音楽が聴き放題になるといった
サービスを昨年以降良く見かけるようになりました

でも、これは配信会社からスペック重視での
サービスの見せ方をしているというだけで
本当の音楽ファンからは本当に喜ばしいことなのか
ということです

それよりも、あるべき姿として、それらの膨大な楽曲をどう整理し
利用者の目を引くように提案するのかといった編集能力が
求められているというわけです

そこで取り上げられるのが、スウェーデン発のSpotify
2千万曲を揃えているようですが、デザインのカッコよさや
レコメンド機能のおもしろさがずば抜けていると評価が高いようです
日本でのサービスがいよいよ…とまことしやかに云われています
その対策として日本でも定額聴き放題サービスが出てきたわけですが…
と冒頭の話になるわけです


音楽を聴くという時間が、これまでに比べて減っているのかもしれません
それは、スマホやスマホの中のゲームやチャットアプリに夢中になる
という時間に奪われているのかもしれません

そういう現在においても、潜在的な音楽を聴きたい
という人々というのは十分にいます
それらに対してどんなサービスを提案していくか
それこそ、ラジオやレコード、あるいはカセットというものが
古くて新しいものとして見直されています
そういった動きを鑑みながら、ある意味で古くて新しい
日本発の音楽配信サービスが興ればなぁと心から願う次第です


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