ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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顔認証でフーリガン発見 コロンビアに納入 東京五輪で受注めざす NEC…

2016-10-12 20:46:01 | NewsPaper
顔認証システムの有効な活用方法は
世界中にあることを感じさせてくれます…


本日の日経産業新聞から10面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『顔認証でフーリガン発見
 NEC、コロンビアに納入
 東京五輪で受注めざす』

NECが南米コロンビアにあるサッカースタジアムに
フーリガン(暴徒化したファン)を発見するシステムを提供した

という記事

NECが顔認証システムを提供したのは
コロンビア第2の都市メデジン市にある
4万5000人規模の市営サッカースタジアム

NECとしては、これまで空港の出入国審査ゲートを中心に
約40カ国に顔認証システムを納入してきたが、スタジアムへの提供は初めて

スタジアム側としては、これまで警備員が確保した数千人にのぼるフーリガンの
顔写真を撮影しており、ブラックリストを作成している

入口に設置した監視カメラの映像をフーリガンの顔写真データベースと照合し
目・鼻・口の位置などから、過去に騒ぎを起こしたフーリガンと一致すれば
警備員が入場を拒むなどの予防策を取る

メデジン市としては今後、他の自治体からもフーリガンの顔写真の提供を受け
データベースの規模を現在の数千人から、20万人規模に拡大させる


NECとしては、今回のメデジン市の実績を基に南米の他のサッカースタジアムに売り込みながら
4年後の東京オリンピックでの競技会場やその周辺での不審者の発見などの用途に用いられるといった
受注を目指している

東京五輪で採用されるためには世界的な実績が大事
ということも教えてくれる記事であります

ということは、企業規模によらずサービスと実績によっては
採用してもらえる可能性もあるというわけで、受注を狙っている企業は
いくらでも検討することがありそうですね


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