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【週末版】押見修造 個展 ~大人の惡の華は下北で咲く~…

2013-12-07 16:43:24 | I thinkなetc.
なんだか今日は時間があっという間に過ぎていくような感覚で…
とはいえ、これから楽しい出来事がやってくる予感…


さて、今回の週末版ですが
昨日行ってきたこんなイベントについて書いてみます

押見修造 個展
~大人の惡の華は下北で咲く~


惡の華』というマンガがあります
たしか「このマンガがすごい! 2011」で
知ったのですが、そのあまりのイタさぶりに
どハマりした覚えがあります

気づけば、アニメにもなるとは
思いもしませんでした

『惡の華』自体は別冊少年マガジンでの連載作品
ということであくまで少年向け作品ではあります

では、大人の視点で視ればどういうものかということを
作者の押見修造を招いて語りを聞くというのが今回のイベントでした


ひとまず、いわゆる“中二”のまま大きくなったような大人が
その中二の妄想をこれでもかと『惡の華』で表現した
といったことがわかる作品です

講談社少年マガジン編集部の方がマンガの1コマ1コマを
スマホで撮影しその画像をスクリーンで写し
それらを押見さんが語っていくのがメインのイベント

普段、イチ読者としてマンガを読む場合は
結局はストーリーを楽しむ傾向が私にはあります
ということは、漫画のイラスト部分の細部にまでは
そんなに注目していないことに気がつきました

そのイラストに注目してみれば
中高生の男女という成長期真っ盛りの体というものが
丁寧といえばいいのか、こだわりといえばいいのか
かなりの細部にまで書かれていくのに気が付くわけです

それらの押見さんの解説振りの変態っぷりが
これでもかとあふれており、笑いが絶えない時間となっていました
と書けば、通常はヒくかヒかないかの紙一重ではありますが
あの空間には独特の空気に流れていたのでしょう
女性の割合も結構高いなかであの盛り上がりは凄いものがありました

そうなんです、少年誌のバリバリにイタ~い作品にも関わらず
女性の参加者の割合が高いことにも驚きました
それは、押見さん曰く押見さんご自身の中に持つ女性の部分に
参加者の女性は共感したといったところでしょうか


それにしても、押見さんのこだわり、どことなく共感するものがありました
自分も押見さんと共通するものがあるんだろうなぁと勝手に思ったりもしました
とはいえ、あんな風にイラストを描ける才能があるわけではありませんが…

イベントが行われた下北沢のB&Bはよく行きますが
今まで参加したイベントの中では最高におもしろく
初めてココに書いた次第です

『惡の華』の連載自体はそろそろ終了しそうなのですが
ぜひとも単行本やアニメDVDでそのイタ~い世界に触れてみる
というのもオススメさせて頂きます


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