ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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雑誌「時限再販」 全国350書店で実施 日販が8月から…

2016-07-18 23:04:01 | NewsPaper
どの出版社がどの雑誌に適用するのか
気になりますねぇ


本日の日経産業新聞から5面のデジタル欄からこの記事をピックアップ
『雑誌「時限再販」
 日販が8月から
 全国350書店で実施』

日本出版販売(日販)が一定期間経過した雑誌を
書店で自由に値付けできる「時限再販」を
8月1日から9月30日まで実施すると発表した
という記事

講談社や集英社、KADOKAWAなど出版社34社の雑誌80誌136点が対象
全国350書店で実施

発売後、半月から1カ月たった雑誌について
書店は割り引いたりポイント還元したりできる

一定期間後に書店が雑誌を1冊販売すると
報酬金額として出版社から書店に100円が支払われる

一定期間が経過した後に売れ残った雑誌については
通常の商品と同じように返品が可能


日販としては、返品を減らすことを狙いとしているが
電子書籍に対抗していることは否定できないのではないか

雑誌は再販制度の対象品となっており、通常は小売価格を決められないわけで
売れ残った雑誌は取次経由で返品され、出版社の在庫となっているのが現状

バックナンバーを入手したいという需要に対しては答えにくくなるわけだが
出版社としては売り上げ実績と在庫のバランスを良くしたいわけですよね

とはいえ、ようやく思い切ったことを日販が提示してくれた
といった印象を受けます
この施策がどのように書店店頭で垣間見ることなるのか
楽しみにしたいものです