ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

IT競合間で技術者交換 文化を吸収 機密漏洩の懸念越え ドリコムとアカツキ…

2016-07-08 23:24:39 | NewsPaper
同業者間で交換留学というのは
大変ながらも良い相乗効果がありそうです


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『IT競合間で技術者交換
 ドリコムとアカツキ 文化を吸収
 機密漏洩の懸念越え』

ウェブサービスを手がけるドリコムが始めた
ITエンジニアの「交換留学」が注目を集めている

という記事関連1>関連2>

同業とエンジニアを送り合い、1週間で相手企業の
社内体制や企業文化の近いを吸収
持ち帰って自社の改善に生かす

ソフトウェアに関する世界では、プログラムを
ネットに広く公開し、誰もが自由にアクセスして
利用や複製ができるオープンソースが盛んな中で
仕事の進め方もオープンソースでもいいではないか
という発想は興味深い

専門職のエンジニアは狭い世界にとどまりがちで
短期間でも異文化での職種を経験すれば
業界を見渡す広い視野も持てるというわけだ

法務や人事の担当者からは機密情報が漏洩したり
貴重な戦力を留学中に引き抜かれたりするのでは
といった懸念が上がったが、秘密保持契約や
アクセス権限といった対策を施しながらも
留学生を拘束しすぎないようにした


私自身も、先月は同業のお客様先に行っていましたが
同じ分野を手掛けていても、取り組み方や企業文化には違いがあり
自社と比較しながら、それぞれの良し悪しを感じておりました

記事の締めくくりとしては
優秀な人材を囲い込む時代が終わり
共有する時代がやってくる、と書かれており
ITベンチャーが先駆けとして、どのような
企業文化が広がっていくのか興味深い記事であります