ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

顔認識を避けるために…

2012-12-18 22:41:16 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

さすがに朝に動き出すのが
遅くなりがちになってしまっています
でも、どうにかギュウギュウ一歩手前の
電車には乗ることができています…


さて、本日の日経産業新聞から、10面の先端技術欄からこの記事をピックアップ
『顔認識ソフトかく乱
 国立情報研 近赤外線出すメガネ』

コンピュータの目からプライバシーを守る
技術が登場したようです

国立情報学研究所の越前功准教授らが工学院大学の合志清一教授と共同で
近赤外線を出すメガネ型装置を開発した
そうです

近赤外線は人の目には見えないが、デジタルカメラの画像には写り
メガネの光が邪魔になって顔認識ソフトを混乱させ
人の顔画像を顔として認識できなくなるそうです


技術としては興味深いものがあります
ただまだこれは研究段階のもので
記事に掲載されている写真では
変なサングラスに機械がつながっている
ものとしてかなり怪しくみえます

とはいえ、研究が積み重なり実用的なものになると
違和感のないメガネとして利用できるものができる
といったところなのでしょうか

私の場合は、あまり気にしませんが
人によっては写真に写り込むのは
避けたいという方もいることでしょう
Facebookでは勝手にタグ付けされて
嫌な思いをされた方もいると聞きます

あくまで、よい意味で特定されたくないための
活用としてひろまればいいかなと感じます
これが犯罪をかく乱させるようなことに
つながるかは紙一重だとまずこの記事を
読んで私が感じたのが実際だからです

技術は活用次第で良い方向に向かうのも
悪い方法に向かうのも紙一重だといつも思います
この技術もよい使われ方がされることを
願ってやまないばかりです