ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

名は体を表す…

2012-12-12 21:05:48 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今朝はちゃんと早起きできました
早く起きることができた時は
週末に聴き込んだCDの中から
お気に入りの1枚と共に
弁当を作るようにしています
これは私自身には小さな幸せな時間です


さて、本日の日経産業新聞から、15面の生活・食品・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【取材ファイル】
 商品名は「買いたい」を表す
 短く特長、驚く販促効果』

これは、一見すればあたりまえじゃないか
でも、そのあたりまえのことを本当に実践して
成果を出すことの意義を書いている記事です

絶妙なネーミングやキャッチコピーが
商品内容を適切に伝え、驚くほどの
販促効果をもたらすことは少なくないようです

記事に書いている事例をいくらか書いてみます

カップスープといえば、味の素の
クノールカップスープが有名ですね
ここ3年間は、過去最高水準の売り上げが続き
10年度は売上高は前年度比2桁増を達成し
11,12年度も前年並みを確保したそうです

きっかけは2010年秋から始めた「つけパンひたパン」キャンペーン
食パンを漬けたり浸したりして食べてください
という明確なメッセージを
パッケージに表現することで実現したそうです

他にはネーミング例として
クラシエフーズのガム「オトコ香る。」
サントリーのお茶「脂さっぱり 息すっきり」
森永製菓の「サクサクおこげで香ばしいチョコスナック」


まさに名は体を表すをパッケージにした
典型的な例と云えます

ここに書いていないものとして
私がまず頭に浮かんだのは小林製薬でした
「チン!してふくだけ」や「トイレその後に」
等々CMでよく見る有名な製品が数多くありますね


以前は、名前からして何の商品わからないところから
手に取って興味を持って頂いた上でお買い上げ頂く
商品が多かった時期もあったかと思います

とはいえ、最近は、名は体を表すがことく
わかりやすい商品が売り上げを押し上げる
事例が多いようです


これは、小売店側によるPB商品が急成長しているなかで
NBで勝負するメーカーが行き着いたところが大きいようです
今後も、今まで以上に我々消費者の目を
価格以外のところに向けさせるための
商品戦略が組まれていくのでしょう

消費者・企業のそれぞれの視点で視る上で
興味深い記事の内容でありました