ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

スマートな信号とは…

2012-04-25 19:44:31 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今朝起きたら、どうしたの!?ってぐらいに
背中が痛い状態になっていました
インフルエンザに感染すると節々が痛くなると云いますが
一体どうしたというのでしょうか…


さて、本日の日経産業新聞から、1面のからこの記事をピックアップ
『賢い信号、歩行者優先
 日本信号 画像センサー活用
 車両の有無感知 待ち時間を短く』

日本信号が、車両の走行の有無を検知して
横断歩道の歩行者用信号を優先的に青に切り替える
信号システムを全国で初めて開発したという
記事

車両の通行が少ない道路では歩行者用信号が青に変わるのを
待たずに横断する歩行者は少なくないですよね
共に信号が赤の状態の数秒間が実は事故が多い
ということも聞いたことがあります

このシステムでは
①画像式歩行者感知器を用いて、横断歩道上に存在する歩行者を感知し
 青信号の点滅時間を延長させます
②主道路側が青の状態で通行する車両が存在しなくなった場合
 速やかに従道路側の歩行者信号を青にします
③赤信号時に横断しようとする歩行者に対して音声で警告を行い
 信号無視を抑制します

よく街中の信号で見かける感知式というのがありますが
実は超音波を使って歩行者や車両の存在を認識する方式だそうです
これでは、限られた範囲の歩行者や車両しか検知できなかったそうです
そこで画像認識技術を使うことにしたそうです

昨年は、高齢者などが青信号中に横断歩道を渡りきれない問題を解消するために
歩行者が横断歩道を渡る速度を画像で認識して歩行者用信号の点滅する時間を延長する
「歩行者用感知器」は開発していたそうで、今回の車両用感知器を加え連動し制御することで
車両と歩行者の双方の使い勝手を高めた交差点作りに活かせそうです


今回は、先月から岡山市内で運用が開始されており
効果を検証して全国で採用を目指すそうです

画像認識技術は世の中にある様々な技術に取り込むことで
如何様にも社会に貢献することができるでしょう
社会インフラとしての画像認識技術は
皆さんを意外なところで救ってくれるかもしれませんね