ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

Zepp Nambaをつくる理由

2012-04-13 21:17:26 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日は、相方と相方に会わせたい友人を誘って
ウチの近所の行きつけの店にて呑みを一つ
共通点があれば、いくらでも良い場にすることができますね

さて、本日の日経産業新聞から、15面の住建・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【創るひと】
 南海電鉄難波開発室部長 西尾 安弘氏
 ライブハウス「Zepp Namba」
 文化発信で価値引上げ』


今日は、大阪の一つの大きな文化の話題の記事です

今月27日に「Zepp Namba」が開業します

大阪の南港地区にあるZepp Osakaの移転先について
実は2008年頃からsony参加のZeppライブエンタテインメントに対して
5か所以上からの誘致合戦があったそうです

いったんは別の候補地に決まりかけていたけれども
西尾さんは担当者への訪問を続けたそうです

「なぜ難波に必要か」ということについて
「難波には商業と飲食はある
 文化が加われば難波の価値が底上げできる
 だから来てほしい」と繰り返し説明したそうです

かつて難波は劇場が多くあり、歌舞伎や人形浄瑠璃が
日常的に上演されていた街でした
しかし、バブル崩壊後は劇場の閉鎖が相次ぎ
難波の文化芸術のイメージは薄れていきました


その後の大きなターニングポイントは
大阪球場の跡地に「なんばパークス」ができたことでした
とはいえ、なんばパークスができる前は
そんなにお客さんが来るものなのかという反応もあったそうです
それが、今やなんばの顔ともいえる施設となりました

そこからさらに南への開発ということで
今回のZepp Nambaもその1つになります


大阪市内は、梅田や阿倍野といった地区での
再開発が活発に行われています

難波は周辺の商店街や食品卸売市場と連携し
さらに文化の発信地としての役割を含めて
街の多様性が魅力というのを全面的に出して
今後はどう存在感を高めていくのか注目の街といえます