クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ
2008年日本 145分 監督:原田眞人　キャスト:堤真一、堺雅人　原作:横山秀夫
★★★★☆

1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落。
その一報が群馬県の地方紙、北関東新聞社に入る。
編集部で全権デスクに任命された悠木和雅（堤真一）だったが・・・
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毎年、８月になると「原爆」「終戦」そして「日航機事故」となりますが、もう33年も経っているのですね。
当時、その事故の事実関係もさることながら、報道写真や映像に驚かされたことを覚えています。

本作自体も10年も前の作品ですが、この日航機事故のスクープや報道を巡る人間模様を、たくさんの役者さんが演じていて、
特に、主役の悠木が、立ちはだかる人間関係や規制を乗り越えて、それこそクライマーズハイになって報道をしていくのはグっときました。

「日航機事故」を題材とはしていますが、本作は純然たる群像劇。
ドキュメンタリー映画ではないので、そこんところはご注意です。
でも、とても良質で面白い作品でした。