里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギクの抜き取り収穫を開始

2023年10月24日 | 畑:葉菜類

シュンギクの抜き取り収穫を始めました。
種播きは9月21日。降雨があって予定より数日遅れました。


バラ播きです。比較的薄播きが上手くいき、これまで10日ほど前に間引きを1回だけ。


広く空いているところでも最終の株間くらいです。支障はありません。


品種は中葉春菊。本来は摘み取り栽培に適した品種です。
シュンギクの栽培は抜き取り栽培と摘み取り栽培の2通り。
今は長く収穫ができる摘み取り栽培が普通です。
ハウスで作るのが一番で、我が家でもかつてはそうでした。
今の我が家のやり方は、抜き取り収穫した後、摘み取り栽培に移行させます。
間引きを兼ね抜き取り収穫をして、摘み取り栽培の株間にすると言うわけです。
そもそも抜き取りは草丈が20㎝くらいになったところでするのが適当です。
しかし、一度に抜き取りは出来ないので、早めに穫り始めます。
数㎝間隔に間引きをしており、混んだところはこのようになっています。すでにわき芽が見えています。


草丈が15、6㎝くらいになったところで抜き取りを始めます。
早めに始めたつもりでも、伸びが早く抜き取りが終わらないところはたちまち混んできます。
この辺りを抜き取り収穫してみます。


抜き取りとは言っても、実際には地際から切り取ります。
引き抜くよりも汚れず周りも傷めず、時間も掛かりません。最終の株間の目標は15㎝。
しかし、15㎝間隔はなかなか難しく、狭いところは10㎝間隔くらいになっています。
そこで、わき芽が伸びてくれば狭いところはさらに抜き取ります。
これが抜き取り収穫後。


大体中央から右が抜き取り終了、左が抜き取りがまだのところ。


抜き取り収穫した一株。

まだ若干小ぶり。数日のうちには草丈20㎝くらいになるでしょう。


天候も良いので抜き取りのペースを上げます。できれば数回で終わらせたい。
その後はすぐに親茎の摘み取り収穫が待ち構えています。