里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリは2年連続で収穫100日以上を達成

2023年10月07日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリは植付けてから4ヵ月半余り、6月20日頃から収穫を開始しました。
すでに目標の収穫日数100日をクリア、2年連続での目標達成となりました。
現在の姿は昨年より傷みが少ない。安定して穫れています。
品種は2年目になる「OS交配ニーナ」。
この品種は間違いなく多収品種と言えます。
主枝、側枝と殆ど100%の節成り、さすがに今年の猛暑では多少飛んでいるかも知れませんが。
9月中旬までは摘果をしていましたが、その後は極端な奇形果以外はしていません。
今は枯れ葉の整理もしていないため、ネットの内側から見るとこのとおり。


ここまでくれば見てくれは気にしないことに。しかし、実は成っています。


外側から見るとこのとおりで、特にこの角度からは良さそうに見えます。


反対方向から。


横から見ると、さすがにネット全体が青々と言う訳にはいきません。
しかし、近年では最も姿が良い。勢いを保っています。


結局、べと病と褐斑病は完全には止まらなかったものの致命傷にはなりませんでした。
孫蔓の新葉は依然伸び続けています。
孫蔓は基本放任としていますが、混みすぎになりました。ひ孫蔓もあります。


できるだけネットに這うよう誘引してきましたが、絡みつくほどになったところがあります。
結果的には半分くらいを摘芯して良かったようです。
しかし、その時点の判断はとても難しい。逆に樹勢を弱める結果になりかねないからです。
7月早々から最盛期となり、以来多少の波はあったものの大きな成り疲れも見せず穫れ続けてきました。
思うに、干天を耐えることが出来たのは畝作りの効果が大きかったのではないでしょうか。
また、後半に入って雨もあり、追肥がうまく効いてきたようです。
現在の管理は垂れそうな蔓を適当にネットに誘引するくらいのもの。
近年では昨年が最もよく穫れましたが、今年はそれを上回っています。
こちらは遅穫り用の夏秋キュウリ。


あくまで早植えのキュウリを補完するものです。
7月12日に直播き。近年早くから穫れることが多く、例年より遅らせました。
品種は馴染みの店に希望の品種がなく「夏すずみ」を選択。
干天で日中萎れることが続き、当初から勢いが悪かった。
それでも今年は芯焼けや葉焼けは発生しませんでした。
しかし、2、3本の子蔓が長く伸びただけで側枝の出が甚だ悪い。べと病、褐斑病も出ています。


株間が80㎝と広いこともあり、未だネット全体に茂っていません。
そもそも高温期のこの作型は徒長しやすく雌花が着きにくいのですが、今年は特に良くない。


支柱の頂点に達したところでピンチ、多少蔓を誘引する程度で半放任です。
収穫した果実。右が早い方のキュウリ、左が遅い方のキュウリ。大分違いがあります。


キュウリはまだしばらく穫れ続けるでしょう。
この後はほぼ成り行きに任せ、後作の関係で10月20日頃には強制終了します。
しばらく収穫100日以上の目標を達成できずにいましたが、2年連続で達成。
今年の株当たりの収穫量は昨年を上回り、おそらく過去最高。
助っ人は大量に塩漬け。さすがに処分には苦労したようです。
しかし、後半はキュウリの価格も上昇、他に配っても嫌がられなかったと思います。