里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬キャベツに追肥と土寄せをする

2023年10月04日 | 畑:葉菜類

冬キャベツに追肥と土寄せをしました。
植付けて1ヵ月余。まずまずの生育と言っていいでしょう。


品種は、トーホク種苗の「寒玉キャベツ」。ここ数年この品種です。
厳寒期に雪が被れば雪中甘藍になります。
大玉になるのが魅力なのですが、欠点は茎葉にやや締まりがないこと。
外葉が大きく下葉が少し垂れぎみになるのが気になります。


機械作業をするのに丁度いいタイミングです。
土は少し湿気っていますが、これより大きくなると機械が入りにくくなります。
土寄せの前に追肥。畦の両側に速効性の肥料をばら撒きます。


管理機を使用し、逆転ローターで土寄せ。


葉に土が被らないようあまり撥ね上げないようにしました。


今回は葉を傷めることもなくスムーズに出来ました。ただ根元までは土が寄りません。


鍬で根元までしっかり土を寄せます。


土寄せ完了です。


冬キャベツは真冬から春先までの収穫なので急ぎません。じっくり生長してもらえればよい。
こちらは秋キャベツ。トーホク種苗の2品種。
右が「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」。左が「あまいキャベツあまみさき」。


追肥土寄せをして間もなく1ヵ月。大きく生長し結球が進んでいます。
一部芯止まりが発生。シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)の被害と思われます。
これが最も早い「あまいキャベツ愛心」。すでに半結球にまでなってきました。


このように腐敗株を抜き取った欠株が出ています。まだ増えそうな気配。
10月になっても夏日続き。異常な高温にはどこまでも悩まされます。