里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

穫り続けるピーマンの最後の整枝

2023年10月20日 | 畑:果菜類

ピーマンは6月20日過ぎから穫り始めたのでほぼ4ヵ月です。
品種は「京みどり」。
7月半ばから最盛となり間断なく穫り続けています。


今月に入っても気温が高い傾向は続いており、生育旺盛で衰える気配は見えません。


誘引は畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡便な方法で行っています。
今年は草丈が伸び、すでに9月中に最大限まで上げており、この通りこれ以上上げる余地はありません。


次第に気温も下がってくるので、手を掛ける必要もないだろうと考えていました。
しかし、その後も枝は伸び、茂って横にも大きく広がっています。ナスとの間の通路も塞がってきました。


放置していましたが、果実も見にくく収穫にも支障を来すようになってきました。


特に中の果実は非常に見にくくなり、このまま最後まで放任と言うわけにはいかなくなりました。


昨年は後作の関係で10月中に強制終了させましたが、今年は後作のことを考慮する必要がありません。
よってもう一度整枝をすることにしました。
整枝は最も簡易な「ふところ枝」の整理を行ってきました。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のことです。
これまでは中心の支柱や主枝が見える程度に「ふところ枝」を間引いてきました。
しかし、暫く放任していたためジャングル状態になってしまい枝の判別も難しくなっています。


そこで、着いている果実が上から確認できることを目安に枝を間引くことにしました。


この程度になれば果実の見逃しも少なくなるでしょう。


前よりは中央部分が大分透けました。通路側は歩くのに支障のある枝を切り戻します。


未だ最盛期と遜色ない穫れ具合です。


小生はピーマン好きで、数個分さっと炒めたり炙ったりして毎食でもいい口です。
さすがにこれからは枝の伸びも抑えられるでしょう。
果実の数が多く気温も下がってくるので肥大も疎くなると思いますが、後は成り行きに任せます。