里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウの種を播く

2023年10月30日 | 畑:豆類

サヤエンドウの種を播きました。例年この時期です。
寒冷地では種播きの時期は重要で、遅れると発芽が揃わず生育も悪くなります。
一方、早すぎると生育が進みすぎ冬季に凍害を受けやすくなります。
当地の適期は10月末から11月早々。
この場所は10日ほど前夏秋キュウリを強制終了させた跡地です。
直ちに丁寧にロータリー耕耘して均平にしました。
そして、苦土石灰を全面、緩効性肥料を数十㎝幅に帯状散布しロータリー耕耘。
キュウリの跡地なので肥料分が残っている可能性が高く、元肥はごく少なくしました。
種播き前に再度ロータリー耕耘。


元肥肥料を帯状散布した位置に目印線を付けます。


今年は土の状態が悪くないので、管理機は使わずクワだけで畝立て。


後に土寄せや支柱立てをするので低めの畝にしました。
品種は「赤花蔓ありえんどう」。


エンドウには赤花と白花がありますが、我が家はいつも赤花です。
小さなドリンク瓶で株間27㎝間隔で播き穴を付けます。


1カ所3粒播き。


後に2本立てにします。1本立ても可なので2粒播きでも可能ながら発芽率を考慮します。
種は少し土に押し込むようにし安定させます。
クワで植え穴脇の土で覆土し、軽く鎮圧。


これで種播きは終了です。20数株と例年より若干少なくなりました。
この後、薄く切りわらを掛け乾燥防止と土の固まるのを和らげます。


サヤエンドウは別名絹さや、当地では通称三度豆。
サヤエンドウは小生の最も好きな野菜で少々拘りがあり、失敗は許されません。
ちなみに、1週間ほど前に播いたソラマメはまだ発芽の気配が見えません。