5月5日(月) 雨のち晴 (「石見海浜公園キャンプ場」~仁摩町 「城福寺ユースハウス」)
今日の目的地である「城福寺ユースハウス」まではまた40キロ余の旅なので、天気が下り坂という予報も考えて、3時起床、4時出発の体制をとる。3時半頃小雨が降り出したとな思っていると、あれよあれよという間に、急に雨脚が強くなる。暗い中、雨中という悪条件下で撤収、出発準備ということになる。装備一式を急遽近くの炊事棟の屋根の下に移し、パッキング。ところが、準備が整い、雨具を着ていざ出発という段になって、急に小降りになり、雨が上がってしまった。
4時15分、真っ暗な中をヘッドランプを頼りに国道9号線を歩く。まだ車は少ないが、時折ヘッドライトが近づいてくる。
4時50分、「県立しまね海洋館アクアス」という広い敷地の水族館の横を通過。中国地方最大の水族館だそうで、連休のためか、暗い中に開館を待つ車が停車している。「お父さん」は大変だ。
5時、浜田市を抜けて、江津市に入る。周囲がやや明るくなるが、雨はいつ降ってくるかしれず。
5時50分。JR山陰本線の敬川(うやがわ)駅通過。
6時10分、コンビニで朝食、牛乳、おにぎり3個。「焼き豚チャーハンおにぎり」というものを食べてみた。
6時30分、都野津(つのづ)駅をへて、しばらく山陰本線と並行しつつ市街地を行く。
7時20分、江津駅前を通過。
7時40分、江の川にかかる江川橋を渡る。山陰本線が鉄橋を渡って来たが、デジカメは雨対策でザックの中、残念。静かな街中を行くが、車が徐々に多くなってくる。
8時35分、浅利トンネル(470メートル)を抜ける。
8時40分、デジカメをザックから出す。日本海を望む。海から離れ、やや内陸部を行く。
9時05分、浅利駅手前のコンビニも連休のためか満車状態である。
9時15分、道路標識は、「松江 99km、大田 34km」と、松江まで100キロを切っている。
10時30分、大田市に入る。「おおだ」と読むそうである。難読地名の一つか。
11時05分、コンビニにて食事。牛乳、おにぎり1個。
トンネルをいくつか抜けていくが、曇天のせいか、新緑の匂いが非常に濃い感じがする。
12時、温泉津(ゆのつ)駅、12時分40分、湯里(ゆさと)駅と、温泉地を過ぎる。途中の清水トンネル(434メートル)は今日の最長トンネル。再び小雨が降り出し雨具を着用する。デジカメは再びザックの中へ。
この付近は両側に木々が生い茂り、さまざまな若葉に包まれて、まるで緑の廊下のようだ。
13時10分、馬路(まじ)トンネル(266メートル)を抜け、これで今日の分の7つのトンネルをすべて抜けきる。
雨はますます強く降ってくる。丁度よい具合に桜の木があり、雨宿り。さらに見回すと近くに小学校があるので、そのトイレの庇の下に駆け込んで休む。かなり濡れてしまった後、いくらか小止みになったので歩き始めると、200メートルほど先に、立派なバス停の建物があったので我ながら笑ってしまった。まあ、こんなもんであろう。
14時40分、仁万(にま)駅を経て、少し坂を登り、
15時頃、城福寺というお寺のユースに着く。声をかけても応答がないので、土間に入らせてもらって待つ。携帯電話で自宅へ郵便差出の依頼をし、しばらくすると同宿者という女子大生が来る。ユースに連泊して、今日は石見銀山に行ってきたと言う。ワンゲル部に所属しており、明日は三瓶山に登りにいくとのこと。
旅の話など二人で雑談をしているところへ家人が帰ってくる。タオルと洗面道具などを入れる袋をいただき、早速風呂に入ることができたのは有難かった。
ここで右靴下の底に大きな穴が開いているのを発見。風呂で計ったら体重が65キロだったので、荷物の重量や歩行距離をあわせて考えれば、靴下にとっても過重であったのだろう。
さらに言えば、靴底の方もだいぶ磨り減ってきている。当分は大丈夫だと思うが、この先どこかで新調しなければならないかもしれない。
雨が止んだので、夕食を待つ間に、窓の手すりにテント、雨具などを干し、出雲、松江の両ユースの予約を検討する。当初予定では、5月8日・9日に松江のレイクサイドユースホステルに連泊し、9日昼に自宅からの松江中央局留め郵便物を回収するつもりだったが、松江ユースが8日は休業のため、やむなく7日・8日を出雲のユースに連泊し、9日・10日と松江ユースに泊まる方針に変更する。
夕刻、晴れて真っ赤に染まった空と海、仁摩の街や夕陽が反射している水田の写真を撮る。
18時42分、
18時52分、日没時刻もずいぶんと遅くなっている。
城福寺は真言宗のお寺なので、夕食のメニューは精進料理かと思っていたらラム肉のすき焼きだった。もちろん美味しくいただいた。
今日は、アップダウンの多い40キロ余の行程だということに気持ちが左右され、しかも途中で強い雨に降られたりと、あまりゆとりのない一日だった。写真もほとんど撮ることができなかったのは残念。しかし、体中が緑色に染まるくらいの新緑の中を歩けたのは大収穫だった。
経費 4,911円 累計 87,463円
歩数 60,834歩 累計 1,186,891歩
距離 41km 累計 762km
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「◎はじまり◎/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、「次の記事」へと進みつつ、徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
今日の目的地である「城福寺ユースハウス」まではまた40キロ余の旅なので、天気が下り坂という予報も考えて、3時起床、4時出発の体制をとる。3時半頃小雨が降り出したとな思っていると、あれよあれよという間に、急に雨脚が強くなる。暗い中、雨中という悪条件下で撤収、出発準備ということになる。装備一式を急遽近くの炊事棟の屋根の下に移し、パッキング。ところが、準備が整い、雨具を着ていざ出発という段になって、急に小降りになり、雨が上がってしまった。
4時15分、真っ暗な中をヘッドランプを頼りに国道9号線を歩く。まだ車は少ないが、時折ヘッドライトが近づいてくる。
4時50分、「県立しまね海洋館アクアス」という広い敷地の水族館の横を通過。中国地方最大の水族館だそうで、連休のためか、暗い中に開館を待つ車が停車している。「お父さん」は大変だ。
5時、浜田市を抜けて、江津市に入る。周囲がやや明るくなるが、雨はいつ降ってくるかしれず。
5時50分。JR山陰本線の敬川(うやがわ)駅通過。
6時10分、コンビニで朝食、牛乳、おにぎり3個。「焼き豚チャーハンおにぎり」というものを食べてみた。
6時30分、都野津(つのづ)駅をへて、しばらく山陰本線と並行しつつ市街地を行く。
7時20分、江津駅前を通過。
7時40分、江の川にかかる江川橋を渡る。山陰本線が鉄橋を渡って来たが、デジカメは雨対策でザックの中、残念。静かな街中を行くが、車が徐々に多くなってくる。
8時35分、浅利トンネル(470メートル)を抜ける。
8時40分、デジカメをザックから出す。日本海を望む。海から離れ、やや内陸部を行く。
9時05分、浅利駅手前のコンビニも連休のためか満車状態である。
9時15分、道路標識は、「松江 99km、大田 34km」と、松江まで100キロを切っている。
10時30分、大田市に入る。「おおだ」と読むそうである。難読地名の一つか。
11時05分、コンビニにて食事。牛乳、おにぎり1個。
トンネルをいくつか抜けていくが、曇天のせいか、新緑の匂いが非常に濃い感じがする。
12時、温泉津(ゆのつ)駅、12時分40分、湯里(ゆさと)駅と、温泉地を過ぎる。途中の清水トンネル(434メートル)は今日の最長トンネル。再び小雨が降り出し雨具を着用する。デジカメは再びザックの中へ。
この付近は両側に木々が生い茂り、さまざまな若葉に包まれて、まるで緑の廊下のようだ。
13時10分、馬路(まじ)トンネル(266メートル)を抜け、これで今日の分の7つのトンネルをすべて抜けきる。
雨はますます強く降ってくる。丁度よい具合に桜の木があり、雨宿り。さらに見回すと近くに小学校があるので、そのトイレの庇の下に駆け込んで休む。かなり濡れてしまった後、いくらか小止みになったので歩き始めると、200メートルほど先に、立派なバス停の建物があったので我ながら笑ってしまった。まあ、こんなもんであろう。
14時40分、仁万(にま)駅を経て、少し坂を登り、
15時頃、城福寺というお寺のユースに着く。声をかけても応答がないので、土間に入らせてもらって待つ。携帯電話で自宅へ郵便差出の依頼をし、しばらくすると同宿者という女子大生が来る。ユースに連泊して、今日は石見銀山に行ってきたと言う。ワンゲル部に所属しており、明日は三瓶山に登りにいくとのこと。
旅の話など二人で雑談をしているところへ家人が帰ってくる。タオルと洗面道具などを入れる袋をいただき、早速風呂に入ることができたのは有難かった。
ここで右靴下の底に大きな穴が開いているのを発見。風呂で計ったら体重が65キロだったので、荷物の重量や歩行距離をあわせて考えれば、靴下にとっても過重であったのだろう。
さらに言えば、靴底の方もだいぶ磨り減ってきている。当分は大丈夫だと思うが、この先どこかで新調しなければならないかもしれない。
雨が止んだので、夕食を待つ間に、窓の手すりにテント、雨具などを干し、出雲、松江の両ユースの予約を検討する。当初予定では、5月8日・9日に松江のレイクサイドユースホステルに連泊し、9日昼に自宅からの松江中央局留め郵便物を回収するつもりだったが、松江ユースが8日は休業のため、やむなく7日・8日を出雲のユースに連泊し、9日・10日と松江ユースに泊まる方針に変更する。
夕刻、晴れて真っ赤に染まった空と海、仁摩の街や夕陽が反射している水田の写真を撮る。
18時42分、
18時52分、日没時刻もずいぶんと遅くなっている。
城福寺は真言宗のお寺なので、夕食のメニューは精進料理かと思っていたらラム肉のすき焼きだった。もちろん美味しくいただいた。
今日は、アップダウンの多い40キロ余の行程だということに気持ちが左右され、しかも途中で強い雨に降られたりと、あまりゆとりのない一日だった。写真もほとんど撮ることができなかったのは残念。しかし、体中が緑色に染まるくらいの新緑の中を歩けたのは大収穫だった。
経費 4,911円 累計 87,463円
歩数 60,834歩 累計 1,186,891歩
距離 41km 累計 762km
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「◎はじまり◎/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、「次の記事」へと進みつつ、徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)