そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

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  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

四国の旅 第21日 宿毛市・米屋旅館へ

2012年07月25日 | 2011年四国の旅-1
11月2日(水) 晴 (叶崎観音堂~宿毛市・米屋旅館)

○本日の参拝
ありません




夜中、風強し。オリオン座が瞬いていた。

5時30分、「来た時よりも美しく」、観音堂の掃除をして出発。

トンネルを3つ抜ける頃、空が明るくなり始める。今日も晴の予感。

6時、小才角を通過。(手ブレ写真)


6時5分、山際がオレンジ色に。


海を眺めつつどんどん歩く。


6時40分、予定よりだいぶ早く大浦分岐に着く。


当初計画では、国道321号線通しに行く予定だったが、時間的に余裕もありそうなので、月山神社経由の復旧された旧へんろ道コースを行くことにする。

海沿いに1キロほど回り込むと、


ヘンロ小屋・14号・大浦。


6時55分、月山神社方面への道標。


今も残っている丁石(十八半丁石)。


お墓のある急斜面を上って、樹林の中のへんろ道へ。




その後、へんろ道は切通しを抜けたりや小川をわたったりする。


ところどころに、かわいいメッセージ。


7時35分、月山神社へ。




神社の隣に番外札所の月山大師堂。




この大師堂の天井に、絵金をはじめとして幕末から維新の時代の画家たちの作品が描かれている、とのこと。格子の隙間から覗いてみたが暗くて分からず(フラッシュをたいて写真を撮っておけばよかった、とはまたもや後の祭り)。




ふたたびへんろ道を行く。路傍にツワブキの花などもあり。


8時、海の見える展望台跡にて小休止。-


明るい低灌木や南方植物の中を行くへんろ道。


子どもたちのメッセージもたくさんありました。大月小学校のみなさんありがとう。おかげで元気が出ました。






8時30分、急な樹林の斜面を一気に下って赤泊の浜へ。


大きな石がゴロゴロしている浜を100mほど行き、




草の中を上って、


8時35分、舗装された地方道に出る。


海から離れ、落ち着いた田園の道を行く。




木々もところどころ紅葉している。


9時35分、姫ノ井にて国道321号線に合流。月山神社へんろ道に入ってからここまで誰にも会わず。


10時30分、道の駅大月、愛称「ふれあいパーク大月」で30分の大休止。


駐車場の端にある、ヘンロ小屋・第九号・大月。


朝食は残り物のピーナッツとみかんだけだったので、「大月町ふるさとセンター」で、胡瓜とむろあじの姿寿司というのを買って食べた。計420円。




11時15分、「スリーエフ」コンビニにて、おにぎり、野菜ジュース、ボールペンを買い、「お接待」にペットボトルをいただく。南無大師遍照金剛。

11時35分、竹でできた大月休憩所。


12時、馬路を通過。




12時20分、宿毛市に入る。


12時30分、小筑紫にて福良川を渡り、


左折して宿毛市街地方面へ。


13時、宿毛港。


13時30分、田の浦にて宿毛湾。


よく見ると風車がたくさん立っている。


13時35分、道の駅すくもサニーサイドパークへ。




ここには、「宿毛道の駅茶堂」という簾つき二階の立派なヘンロ小屋・宿毛・第十号がある。


階段を上がるとこんな感じ。夏はさぞかし涼しくて快適だろうが、今は風が吹き抜けて寒いくらいだ。


14時、道の駅を出て、


14時20分、松田川橋をわたる。


今夜の宿のある上流方面。


途中で1回道を尋ねて、
15時、今日の宿「米屋旅館」到着。時間が早かったが、さっそく風呂に入れてもらった。

風呂から上がって、行動記録やら会計やら・・・。


足はかなり回復。痛みもなく、お遍路さんの言う「足が出来てきた」という状態まであと一歩。

歩数 50,172歩   (累計 829,359歩)
距離 33.5km     (累計 572km)
費用 893円      (累計 83,712円)

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