そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2015年 徒歩の旅 第61日  標津町・民宿 モシリパへ

2016年05月30日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2015年5月31日(日) 雨のち晴 (標津町・ライダーハウス「クレイジーマッハ」~標津町・民宿 モシリパ)



5時30分、出発。一面の霧の中である。予報では、道東は午後から雨。雨が降ったら濡れればよいさ、「ただ一面にたちこめた 牧場の朝の霧の海‥‥」と歌いながら行く。


5時55分、国道244号線に合流し、羅臼方面に向かう。「斜里 60㎞ 羅臼 52㎞」の表示あり。

6時20分、この道は「知床ノサップライン」という愛称があるのかな。海沿いを歩いているが霧のため展望はイマイチ。


7時10分、標津港。霧晴れてくる。






7時25分、標津川にかかる標津橋へ。一時、青空が見え始める。


標津川、上流方面。


下流方面。




7時50分、ポー川史跡自然公園。まだ開園時間前で開いておらず、ちょっと見学。

開拓の村の農家と、


学校。


案内図など。




8時20分、ポー川は伊茶仁川が合流し、「サケ・マス増殖河川」に指定されている。




8時30分、忠類交差点。国道244号線は左に網走、斜里へ。新たに国道355号線(国後国道)が右に羅臼方面へ。


8時35分、国道335号線に入ると一気に展望が開け、正面右手に知床連山、右手海上に国後島が見える。曇っているので、写真では見えないが、肉眼では確認できる。


直後に、「知床峠 60㎞ 羅臼 43㎞」の表示あり。

8時45分、標津町指定文化財「旧藤野チシネ牧場の落葉松」。




9時ごろより雨が降り出し、ときどき小降りになりつつも午後まで降り続いた。ゴア雨具を着たり脱いだりして消耗。

9時35分、忠類川は大きく回り込んだ。上流。


下流。


川の名の由来――忠類川はChiuは水流、潮流。Ruiははげしい、甚だしり(い?)。Chiu-ruiで急流を意味する。道内の処々にある川名、と。


10時40分、古多糠川、上流。


古多糠橋。


11時20分、薫別トンネル(703.5m)。


トンネルを出たところで雨強くなり、ここまで来ればもう安心なので、薫別バス待合所で雨宿り小休止。

さらに両側が針葉樹や広葉樹に挟まれた単調な道を辿り、




13時、ようやく開けたところに出て、


13時10分、民宿モシリパに着く。宿泊、2食付き 5500円。


夕刻、一気に晴れて、宿の裏の木々の緑が輝いていた。


宿では、だいぶ早く着いたにもかかわらず、オーナー夫妻にとても親切にしてもらった。とくに奥さんには足のことでいろいろ気遣ってもらって有難かった。

夕食は、大きな鮭の切り身とたっぷりの野菜の甘味噌の焼いたものや、天ぷら、ホタテの刺身、行者ニンニク、その他、どれもみな美味かった。


2015年 第61日(佐多岬より123日)

歩数  42010歩    (佐多岬より累計  6288601歩)
距離  28㎞       (佐多岬より累計  4210㎞)
費用  5723円     (佐多岬より累計  558506円)


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