5月8日(木) 晴 (「ゑびす屋ユースホステル」に連泊)
今日は休養日。松江のユースが休業日なので宿泊できず、足止めになったような具合で、いささか変則的な宿泊状況になっている。まあ、それならそれでと、一日ゆっくりと出雲見物をすることにした。
8時30分、宿を出て出雲大社へ向かう。
神門通りを行くと勢溜。出雲大社の入り口である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c8/6973e2298e1daf7597d4b17fe99d71f9.jpg)
木製の鳥居をくぐって行く。気持ちも引き締まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/33/d811f09e336d9c318b43860f608825dc.jpg)
参道の松並木。樹齢数百年といわれる松が続く下を玉砂利を踏んで歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/81/be3b6633c6041a595299d88ea79268fb.jpg)
「御慈愛の御神像」の大国主神と兎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3a/55c62b25efbe5a738970fe07c11b84ca.jpg)
反対側には、「ムスビの御神像」。大国主神が波間の玉に向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a7/ba9579d6b5933b5cedefc9b9926059bd.jpg)
銅鳥居から振り返る参道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/12/37751f609c945f91f4e674b2bd6af0a0.jpg)
出雲大社拝殿へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/59/1413248ca9d88861147548a292c67bc3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/76/f40a3ea3fc4cace77af5a41ce2cfca47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a3/0ac4b639993d133b0d70c56116cc45c4.jpg)
注連縄は長さ8メートル、重さ1500㎏、とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/da/1680da63ab72112f7f1912302f8e0651.jpg)
出雲大社八足門。一般の参拝はこの門まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e7/a1748b135f0f266d9cff88cc23190acb.jpg)
八足門の中側に、本殿の楼門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/95/db6ce62c7f1d9cd9b18b18766846eda4.jpg)
本殿の屋根だけ見える。高さ24メートル、千木は7.8メートル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/40/c33095ffa687c431b614570c425949e4.jpg)
時計回りに左に行くと十九社。神在祭の期間に全国の神々が泊まる社、とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f9/bed4d182e86ebf5072e20b8d0fca094e.jpg)
横から眺める本殿の桧皮葺の屋根。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/be/c66a878734305aeaf1b38616f971fec1.jpg)
うしろ側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f8/4adf76603d1709a779289d93c00fe3a4.jpg)
彰古館。現在の宝物殿ができるまではここが宝物殿でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/30/c3dec5b28f0812a383de55b8f55cb479.jpg)
素鵞社。須佐之男命が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1e/fb7bbce061457705071b7e770578f81a.jpg)
横側より。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ee/ea9f5adc4ad9816183bdc840a525f712.jpg)
宝物殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/93/afae02cbac63e515957a951077f69889.jpg)
釜社。食物を守る神様が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6c/c3234367e2a2a2253eccfa9b3760c857.jpg)
青銅の神馬と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/28/da1cf88bacfa060c85aaef5a67e7a2f6.jpg)
神牛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c2/d44a5522e9a3b5af5c8223346712ee16.jpg)
写真を撮りながら一回りして拝殿に戻ると、参拝者が、賽銭を箱に入れずに注連縄に向けて投げ上げている。注連縄にコインがうまくささってとまると願いがかなうということらしい。若い男女がしきりに挑戦している。さすがに高齢者はしない。
大社を見た後、
10時、モダンな建物の県立出雲古代博物館に行く。
2007年3月にオープンしたばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f8/c2653010fc30c4c586675662111cf861.jpg)
案内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5f/cf60f7bae0a56267eb5d7ce66dca11e0.jpg)
パンフレットと入場券600円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7b/1c7d5c5ab858931900372216f0d2fee4.jpg)
出雲風土記や神話シアターなどのコンピュータ・グラフィックを見、出雲大社本殿の模型や資料館の収蔵物を見る。写真撮影は禁止。展示物では、出雲大社境内遺跡から発見された直径3メートルの宇豆柱(うづばしら)や、青銅の剣や銅鐸のレプリカなど。青銅器はいずれも黄金色の美しい輝きである。不明ながら、緑青の記憶から、青銅の剣も銅鐸も緑色のものかと思っていた。銅鐸の使用目的も、昔の教科書では分からないとされていたと記憶するが、今日の研究では、祭事の鐘のごとき楽器と推察されている。中の振り子に相当するものも出土しているとのことであった。いろいろと興味深いテーマである。
14時、大社郵便局で4万円下ろす。昼食にサンドイッチ2つと菓子パンを買う。
その後、吉兆館の傍で「国引き伝説」を描いたレリーフを見る。島根半島は八束水臣津野命(やつかみづおみづぬのみこと)という神が海の向こうから引っ張ってきた、という伝説。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/30/adf57e580b4f093a2459a121f5a7ff55.jpg)
14時10分、さらに足を伸ばして、旧国鉄の大社駅へ。
駅正面。大社駅は、1990年に大社線の廃止とともに営業を終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/14/87fd359c45c4ca0ae47eb3973467eb07.jpg)
瓦屋根の落ち着いた純和風建築で「日本建築二百選」にも加えられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/aa/3914e4efb69228c636134908384b58f8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e3/63cdb828109fa075c23193a05328ee91.jpg)
案内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/34/26fca16b306521dfbaf533c35e94e12b.jpg)
駅内部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/84/474e82ba9c50b6f5b5b885c97b0a6142.jpg)
旧切符売り場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/aa/6ed2e41af7456b51163f860e49f8c793.jpg)
「新しい」きっぷうりば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a8/2ab886d8c8993f7a9aa2809dc1b695f5.jpg)
駅ホーム側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/46/7611730bba0b57ec47f8a53de88042fd.jpg)
展示されてあるD51機関車も心なしか寂しそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/66/0642dd1aa4e487a644b1ad5847c7eae5.jpg)
14時30分、一畑電車大社線終点の出雲大社前駅。西洋建築の駅舎は、1996年に国の登録有形文化財建造物として登録された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/91/91af23d34c110b39b3731c3632f03e0b.jpg)
ステンドグラスがモダンで美しい駅内部。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/96/a9c808927d60c57c01078802f21d5c37.jpg)
一畑電車、通称「バタデン」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/27/0869e0ce2f02a893c139b472aa9b92de.jpg)
その後はのんびりと散歩しつつ帰り、最後に「古代出雲大社模型展示館 雲太」に立ち寄った。高さ96メートルの古代の「雲太」や、鎌倉期のもの、現代の本殿の模型が展示されてある。比較すると、古代の雲太の大きさが圧倒的だ。
今日は、まさに神話の地に来ているということを実感した一日だった。同時に、自分の勉強不足も痛感させられた。われわれの世代は、神話に対して戦前の軍国主義教育と結びついたイメージがあり、きちんと学んでこなかったように思う。しかし、神話も日本文化の重要な部分であり、歴史的な産物である以上、科学的な視点から日本史の中に位置づけられねばならないし、さらにまた、伝統文化として理解し鑑賞できる力を自分の中に養わねばならないと感じた。それにしても、古代の雲太の高さが96メートルなど、驚かされることが多い。この旅が終わったら少し調べてみたいと思う。また一つ、帰ってから学ぶテーマが増えたが、それもまた旅の収穫の一部分ということになるだろう。家にいたのでは得ることができない経験の中から、新しい知の獲得への意欲も生まれるのだろうから。
経費 987円 累計 101,162円
歩数 14,997歩 累計には加えず
距離 km 累計には加えず
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「◎はじまり◎/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、「次の記事」へと進みつつ、徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
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今日は休養日。松江のユースが休業日なので宿泊できず、足止めになったような具合で、いささか変則的な宿泊状況になっている。まあ、それならそれでと、一日ゆっくりと出雲見物をすることにした。
8時30分、宿を出て出雲大社へ向かう。
神門通りを行くと勢溜。出雲大社の入り口である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c8/6973e2298e1daf7597d4b17fe99d71f9.jpg)
木製の鳥居をくぐって行く。気持ちも引き締まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/33/d811f09e336d9c318b43860f608825dc.jpg)
参道の松並木。樹齢数百年といわれる松が続く下を玉砂利を踏んで歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/81/be3b6633c6041a595299d88ea79268fb.jpg)
「御慈愛の御神像」の大国主神と兎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3a/55c62b25efbe5a738970fe07c11b84ca.jpg)
反対側には、「ムスビの御神像」。大国主神が波間の玉に向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a7/ba9579d6b5933b5cedefc9b9926059bd.jpg)
銅鳥居から振り返る参道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/12/37751f609c945f91f4e674b2bd6af0a0.jpg)
出雲大社拝殿へ。
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注連縄は長さ8メートル、重さ1500㎏、とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/da/1680da63ab72112f7f1912302f8e0651.jpg)
出雲大社八足門。一般の参拝はこの門まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e7/a1748b135f0f266d9cff88cc23190acb.jpg)
八足門の中側に、本殿の楼門。
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本殿の屋根だけ見える。高さ24メートル、千木は7.8メートル。
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時計回りに左に行くと十九社。神在祭の期間に全国の神々が泊まる社、とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f9/bed4d182e86ebf5072e20b8d0fca094e.jpg)
横から眺める本殿の桧皮葺の屋根。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/be/c66a878734305aeaf1b38616f971fec1.jpg)
うしろ側。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f8/4adf76603d1709a779289d93c00fe3a4.jpg)
彰古館。現在の宝物殿ができるまではここが宝物殿でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/30/c3dec5b28f0812a383de55b8f55cb479.jpg)
素鵞社。須佐之男命が祀られている。
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横側より。
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宝物殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/93/afae02cbac63e515957a951077f69889.jpg)
釜社。食物を守る神様が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6c/c3234367e2a2a2253eccfa9b3760c857.jpg)
青銅の神馬と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/28/da1cf88bacfa060c85aaef5a67e7a2f6.jpg)
神牛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/c2/d44a5522e9a3b5af5c8223346712ee16.jpg)
写真を撮りながら一回りして拝殿に戻ると、参拝者が、賽銭を箱に入れずに注連縄に向けて投げ上げている。注連縄にコインがうまくささってとまると願いがかなうということらしい。若い男女がしきりに挑戦している。さすがに高齢者はしない。
大社を見た後、
10時、モダンな建物の県立出雲古代博物館に行く。
2007年3月にオープンしたばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f8/c2653010fc30c4c586675662111cf861.jpg)
案内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5f/cf60f7bae0a56267eb5d7ce66dca11e0.jpg)
パンフレットと入場券600円。
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出雲風土記や神話シアターなどのコンピュータ・グラフィックを見、出雲大社本殿の模型や資料館の収蔵物を見る。写真撮影は禁止。展示物では、出雲大社境内遺跡から発見された直径3メートルの宇豆柱(うづばしら)や、青銅の剣や銅鐸のレプリカなど。青銅器はいずれも黄金色の美しい輝きである。不明ながら、緑青の記憶から、青銅の剣も銅鐸も緑色のものかと思っていた。銅鐸の使用目的も、昔の教科書では分からないとされていたと記憶するが、今日の研究では、祭事の鐘のごとき楽器と推察されている。中の振り子に相当するものも出土しているとのことであった。いろいろと興味深いテーマである。
14時、大社郵便局で4万円下ろす。昼食にサンドイッチ2つと菓子パンを買う。
その後、吉兆館の傍で「国引き伝説」を描いたレリーフを見る。島根半島は八束水臣津野命(やつかみづおみづぬのみこと)という神が海の向こうから引っ張ってきた、という伝説。
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14時10分、さらに足を伸ばして、旧国鉄の大社駅へ。
駅正面。大社駅は、1990年に大社線の廃止とともに営業を終了。
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瓦屋根の落ち着いた純和風建築で「日本建築二百選」にも加えられている。
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案内。
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駅内部。
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旧切符売り場。
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「新しい」きっぷうりば。
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駅ホーム側。
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展示されてあるD51機関車も心なしか寂しそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/66/0642dd1aa4e487a644b1ad5847c7eae5.jpg)
14時30分、一畑電車大社線終点の出雲大社前駅。西洋建築の駅舎は、1996年に国の登録有形文化財建造物として登録された。
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ステンドグラスがモダンで美しい駅内部。
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一畑電車、通称「バタデン」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/27/0869e0ce2f02a893c139b472aa9b92de.jpg)
その後はのんびりと散歩しつつ帰り、最後に「古代出雲大社模型展示館 雲太」に立ち寄った。高さ96メートルの古代の「雲太」や、鎌倉期のもの、現代の本殿の模型が展示されてある。比較すると、古代の雲太の大きさが圧倒的だ。
今日は、まさに神話の地に来ているということを実感した一日だった。同時に、自分の勉強不足も痛感させられた。われわれの世代は、神話に対して戦前の軍国主義教育と結びついたイメージがあり、きちんと学んでこなかったように思う。しかし、神話も日本文化の重要な部分であり、歴史的な産物である以上、科学的な視点から日本史の中に位置づけられねばならないし、さらにまた、伝統文化として理解し鑑賞できる力を自分の中に養わねばならないと感じた。それにしても、古代の雲太の高さが96メートルなど、驚かされることが多い。この旅が終わったら少し調べてみたいと思う。また一つ、帰ってから学ぶテーマが増えたが、それもまた旅の収穫の一部分ということになるだろう。家にいたのでは得ることができない経験の中から、新しい知の獲得への意欲も生まれるのだろうから。
経費 987円 累計 101,162円
歩数 14,997歩 累計には加えず
距離 km 累計には加えず
(途中から当ブログにこられた方は、右バー「最新コメント」欄の「◎はじまり◎/ブログを始めました」をクリックして旅のはじめのページに飛び、「次の記事」へと進みつつ、徒歩の旅をお楽しみください。--管理人より)
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