4月27日(日) 晴 (高塔山公園~下関市「火の山ユースホステル」)
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4時、起床。いよいよ九州最後の日。
5時40分、高塔山公園を出発。若戸大橋方面に向かって坂を下っていく。
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下っていく途中で、火野葦平の文学碑を見る。「泥に汚れた背嚢に さす一輪の菊の香や」と刻まれてある。火野葦平は、『麦と兵隊』などを書いた作家であり、アフガニスタンやパキスタンで医療活動や水源確保、農業支援等の活動を行っている「ペシャワール会」の中村哲医師の叔父である。
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文学碑より洞海湾を一望する。
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若戸大橋が見えてきたものの、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0c/f4f388d898eb782468d0553c99505a7e.jpg)
途中出会った散歩の男性の話で、若戸大橋は自動車専用のため徒歩では渡れないことを知る。歩くには昨日の道を戻り、洞海湾をぐるっと巻いて行かねばならず、足痛もあって弱気になり渡船にすることを選択。
朝の商店街をぬけて渡船場へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/9c/c38c839e3f03a3c1dea7971dcd96f234.jpg)
7時03分、船が出ればあっという間、9分で戸畑に着く。乗船券は100円。
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船内から、若戸大橋と朝日を望む。
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7時15分、戸畑駅を通過。
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8時、コンビニで牛乳、おにぎり2個、を買い、牛乳だけ飲む。
8時40分、高速道路の下を小倉方面に向かっているのだが、はたしてこれでいいのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1c/31ed86753360f73be380167b2da4654e.jpg)
高速道路の下のツツジの花がきれいだ。JR鹿児島本線と並行して行く。
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9時05分、小倉城に着き、30分まで、テントを干したり、おにぎりを食べたりした後、お城の写真を撮る。
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小倉城は、熊本城に比べると小ぶりだが端正な姿の城である。築城は1602年で、40万石の大名である細川忠興が居を構えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/70/6d6bf825ab9736928a5717cea2ac00b9.jpg)
城内に「歩兵第十二旅団司令部跡、小倉連隊区司令部跡」の石碑がある。西南戦争の際には、小倉城内に駐屯していた歩兵第14連隊が乃木連隊長に率いられてここから出征した。その後は歩兵第12旅団や第12師団の司令部が置かれたとのこと。
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森鴎外の文学碑もある。『小倉日記』や『二人の友』など鴎外が小倉滞在時に残した文章が記されている。
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ユースホステルは16時にならないと入れないので、今日はゆっくりと見物モード。
10時20分、小倉駅。
小倉港の海岸に沿って赤レンガ倉庫の写真を撮ったり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/28/0454809b99713f902bb59d10f021f09a.jpg)
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海峡を行く船や、漁港の写真を撮ったりしつつのんびり行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ec/29883f7f6a91565f883010bfdcb31aae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/2e/96e3e008aa677d7c4562fbf18db44997.jpg)
関門海峡の彼方、下関市のシンボルタワーである「海峡ゆめタワー」が霞んで見える。いよいよ本州上陸近しを実感する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b0/0c60d8e606b1f1c1b1268a5f1f4634d7.jpg)
その後国道3号線をいくことにしたが、これは失敗。展望はいいが何回か坂道のアップダウンをさせられる。ずっと海岸沿いに行くべきだった。右手に関門橋が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/22/6ffc5aec5ccaa9419668630f902f5975.jpg)
門司駅の郵便局のATMで2万円下ろし。
13時25分、赤レンガの門司税務署前を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/df/287cbf7ec2bd8cde7ddaba5f1f346593.jpg)
13時30分、国の重要文化財である門司港駅に着く。歴史を感じさせる木造の駅舎はネオ・ルネッサンス様式といわれ、構内には戦前から使用されている青銅製の手水鉢などもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a2/ccb68334ca7caf887511224d463c0b9d.jpg)
門司港駅のアップ。
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駅前広場ではバザーをやっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/5e/f7ffdf009008091679a41b574a273527.jpg)
隣の赤レンガの鉄道記念館や旧門司三井倶楽部の建物など、このあたり一帯は「門司港レトロ地区」という観光スポットを形成している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/cd/221dd4a494b662e4d6f527b0fd982e75.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/02/11abfeb7cd36a32b76fa278617a8f7eb.jpg)
駅横のスーパー前の八百屋でトマト2個を買う。八百屋のおばさんにザックを見ていてもらい、スーパーの中で、大福、コロッケ、寿司、ハム、ちくわ、買う。おばさんに、ザック見張り賃として大福をあげたら、かわりにバナナをくれた。
14時20分~50分、和布刈(めかり)公園のベンチで、スーパーで買った寿司を頬張りつつのんびり海峡を眺めていたら、波が急に襲いかかって来て、水をかぶってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ec/e85b4fe579b5076e8037ec469efc4cce.jpg)
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関門橋の写真を撮ったりして時を過ごし、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/52/e5805b3f8015906c2c8672d095cb0591.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f6/c324d90f59ef6a81e254eddab82ae1a5.jpg)
関門トンネル人道にエレベーターで降りる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d9/f91cc96360ee5e113fb8c13d08219fdf.jpg)
15時10分、福岡県と山口県との境界線で写真を撮ってもらい、九州を後にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/29/ce1fc17bcdaf4205c95a9da5c2e4412f.jpg)
下関側に出る。ついに本州に入ったかと思うと感慨深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c8/ad9c2ed429689d17dc94bd4681f0590c.jpg)
海峡のこちら御裳裾川(みもすそがわ)公園は、源平壇ノ浦の戦いの舞台である。
源義経「八艘跳び」の像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/da/7f3b042fbf9e32c19d8e023cdd2b1859.jpg)
平知盛「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」の像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/85/05b4e27af6d819a69ff63ffc1a5a577d.jpg)
安徳天皇の入水の地の石碑があり、「今ぞしるみもすそ川の御流れ波の下にもみやこありとは」と刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/49/28c9c8277255e7a8f9006c24dc9ee80f.jpg)
15時40分頃「火の山ユースホステル」に着き、一休み。
16時、ユースが開扉。風呂、洗濯などし、夕食後、足の手入れをして寝る。明日は九州縦断記念に自分への御褒美で休養日。
経費 9,134円 累計 67,057円
歩数 47,497歩 累計 782,620歩
距離 26km 累計 494km
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4時、起床。いよいよ九州最後の日。
5時40分、高塔山公園を出発。若戸大橋方面に向かって坂を下っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/06/cafb68b5c7f779b8d227509cd42804f3.jpg)
下っていく途中で、火野葦平の文学碑を見る。「泥に汚れた背嚢に さす一輪の菊の香や」と刻まれてある。火野葦平は、『麦と兵隊』などを書いた作家であり、アフガニスタンやパキスタンで医療活動や水源確保、農業支援等の活動を行っている「ペシャワール会」の中村哲医師の叔父である。
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文学碑より洞海湾を一望する。
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若戸大橋が見えてきたものの、
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途中出会った散歩の男性の話で、若戸大橋は自動車専用のため徒歩では渡れないことを知る。歩くには昨日の道を戻り、洞海湾をぐるっと巻いて行かねばならず、足痛もあって弱気になり渡船にすることを選択。
朝の商店街をぬけて渡船場へ。
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7時03分、船が出ればあっという間、9分で戸畑に着く。乗船券は100円。
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船内から、若戸大橋と朝日を望む。
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7時15分、戸畑駅を通過。
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8時、コンビニで牛乳、おにぎり2個、を買い、牛乳だけ飲む。
8時40分、高速道路の下を小倉方面に向かっているのだが、はたしてこれでいいのだろうか。
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高速道路の下のツツジの花がきれいだ。JR鹿児島本線と並行して行く。
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9時05分、小倉城に着き、30分まで、テントを干したり、おにぎりを食べたりした後、お城の写真を撮る。
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小倉城は、熊本城に比べると小ぶりだが端正な姿の城である。築城は1602年で、40万石の大名である細川忠興が居を構えた。
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城内に「歩兵第十二旅団司令部跡、小倉連隊区司令部跡」の石碑がある。西南戦争の際には、小倉城内に駐屯していた歩兵第14連隊が乃木連隊長に率いられてここから出征した。その後は歩兵第12旅団や第12師団の司令部が置かれたとのこと。
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森鴎外の文学碑もある。『小倉日記』や『二人の友』など鴎外が小倉滞在時に残した文章が記されている。
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ユースホステルは16時にならないと入れないので、今日はゆっくりと見物モード。
10時20分、小倉駅。
小倉港の海岸に沿って赤レンガ倉庫の写真を撮ったり、
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海峡を行く船や、漁港の写真を撮ったりしつつのんびり行く。
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関門海峡の彼方、下関市のシンボルタワーである「海峡ゆめタワー」が霞んで見える。いよいよ本州上陸近しを実感する。
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その後国道3号線をいくことにしたが、これは失敗。展望はいいが何回か坂道のアップダウンをさせられる。ずっと海岸沿いに行くべきだった。右手に関門橋が見える。
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門司駅の郵便局のATMで2万円下ろし。
13時25分、赤レンガの門司税務署前を通過。
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13時30分、国の重要文化財である門司港駅に着く。歴史を感じさせる木造の駅舎はネオ・ルネッサンス様式といわれ、構内には戦前から使用されている青銅製の手水鉢などもある。
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門司港駅のアップ。
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駅前広場ではバザーをやっていた。
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隣の赤レンガの鉄道記念館や旧門司三井倶楽部の建物など、このあたり一帯は「門司港レトロ地区」という観光スポットを形成している。
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駅横のスーパー前の八百屋でトマト2個を買う。八百屋のおばさんにザックを見ていてもらい、スーパーの中で、大福、コロッケ、寿司、ハム、ちくわ、買う。おばさんに、ザック見張り賃として大福をあげたら、かわりにバナナをくれた。
14時20分~50分、和布刈(めかり)公園のベンチで、スーパーで買った寿司を頬張りつつのんびり海峡を眺めていたら、波が急に襲いかかって来て、水をかぶってしまった。
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関門橋の写真を撮ったりして時を過ごし、
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関門トンネル人道にエレベーターで降りる。
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15時10分、福岡県と山口県との境界線で写真を撮ってもらい、九州を後にする。
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下関側に出る。ついに本州に入ったかと思うと感慨深い。
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海峡のこちら御裳裾川(みもすそがわ)公園は、源平壇ノ浦の戦いの舞台である。
源義経「八艘跳び」の像。
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平知盛「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」の像。
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安徳天皇の入水の地の石碑があり、「今ぞしるみもすそ川の御流れ波の下にもみやこありとは」と刻まれている。
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15時40分頃「火の山ユースホステル」に着き、一休み。
16時、ユースが開扉。風呂、洗濯などし、夕食後、足の手入れをして寝る。明日は九州縦断記念に自分への御褒美で休養日。
経費 9,134円 累計 67,057円
歩数 47,497歩 累計 782,620歩
距離 26km 累計 494km