風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

キツネと遭遇

2021-03-03 | 大自然

 娘と散歩の途中、キツネと遭遇した。キツネは鳥を追いかけていた。緑の草原を走り抜けるキツネは、何度か立ち止まって僕たちを振り返り、カメラを向ける間もなしに消えてしまった。

 娘が、北海道みたい、と感嘆。テレビドラマ「北の国から」の映像みたいだった。僕もまさか蒜山でキツネに出会えるとは思ってもみなかったので、心が躍った。自然豊かでワイルドな土地だ。

 山の友達から今年も立派なイチゴがたくさん届いた。口に入れるのが惜しい。一粒一粒が芸術品のように美しい。

 食べたくなる気持ちをグッと抑えて、娘としみじみ眺めて楽しんだあと、さっと蓋をした。

 菜の花のチャーハン。ひたひたと訪れる春を感じた日曜日のお昼ご飯。

 

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春の気配

2021-02-13 | 大自然
 
 
 春の気配を感じる陽気の一日だった。残雪も日に日に融けだして、鮮やかな緑が広がってきた。
 夕方、娘とハナと一緒に散歩に出かけた。
 
 
 いつまでも歩き続けたくなるような散歩だ。ハナも道草を喰いながら軽やかに歩き続ける。

 
 大山と烏ヶ山が遠望できた。さすがに大山はまだ深い雪に包まれている。近くて遠い山の美しさに足を止めてしばらく眺めた。
 


 今晩は温かいおでんだ。





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秋深まる

2020-11-02 | 大自然
 
 日一日と秋が深まっている。木々が色鮮やかに装いを変えている。
 季節の変化を目と肌で楽しむ。朝の散歩は至宝の時間だ。11月に入り、残すところ今年もあと2ヶ月だ。
 山小屋で迎えた月曜日。朝から本格的な雨だ。せっかく4連休にしたのになあ。これでは山小屋のメンテナンス作業が思うようにできないけど、小屋の中でもやることは山ほどあるので仕事に不自由することはないと気を取り直す。雨もまた愉しからずや、だ。知らなかったウィークデイの高原の一面に出会えるかもしれない。
 娘はまだ起きてこない。ハナちゃんは僕の膝の上でスヤスヤ。
 二杯目のコーヒーを飲む。外は少しずつ白みかけてきた。月曜日の朝。
 
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深まる秋

2020-10-14 | 大自然

 気持ちのいい朝だ。週も半ば。しばらくの間、好天が続く天気予報だ。日に日に秋が深まっている。

 今朝のラジオ深夜便で指揮者前田二生さんがウィーンの町の話をされるのを聴いた。オーストリアは今とてもいい季節なのだろうなあ。今はコロナで旅行する気にはならないけど、このいい季節にヨーロッパを旅をしたらどんなにか楽しいだろう。

 県知事選も真っ只中。今日、仕事帰りに期日前投票を済ませておこう。

 ハナちゃんはすっかりボサボサ髪だ。トリミングの予約日までまだ10日あまりある。もう少しの辛抱だ。

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新しい生活スタイル

2020-08-26 | 大自然

 朝の空気がほんの少しだけ冷んやり。日中は今日も暑いのだろうけど、朝だけでも冷んやりしてくれるとほっとする。

 山麓の高原暮らしを取り入れた生活スタイルを長年夢見てきた。ウィークディは町に住み、週末は高原に住む暮らしだ。

 そしてリタイア後は毎日サンデーを高原の空気を胸いっぱい吸って暮らす。気ままに町と高原を行ったり来たりするというわけだ。長年の夢だった・・・。

 そのような暮らしの実現に向けてすでに一歩を力強く踏み出した。今は楽しみが膨らむばかり。

 標高600mで、冬には雪が積もる地だ。

 生まれて初めての高原暮らし。不自由なことやあっと驚くことに直面するだろうけど、それらも含めて田舎暮らし、高原暮らしを丸ごと楽しみたいと思っている。

 あと10日ほどすると夢に見た新しい生活スタイルが始動する。

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四万十川の沈下橋

2020-07-18 | 大自然

 3日目。朝、宿を出て四万十川の沈下橋に向かった。

 橋に欄干を付けない防災の知恵に感心するけど、歩いて渡ってみると不安感を覚えるものだ。大雨で増量した四万十川の水に勢いが感じられた。

 買ってきた四万十川の鮎の塩焼きを川辺で食べてから、全員で石投げ遊びに興じた。

 

 夕方、自宅に到着。3日間の高知の家族旅行が終わった。

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エメラルドグリーンの柏島の海

2020-07-17 | 大自然

 翌日は朝食後、幡多郡大月町にある柏島に向かった。この島はダイビングスポットとして有名で、海水の透明度の高さで広く知られている島だ。

 足摺の宿から西に50km余りのドライブだ。

 1時間ほどで柏島に着く。駐車場に車を停めて柏島港の散策を始めた。

 大雨の影響があったけど、聞きしに勝る透明度だった。「沖縄の離島なみの驚異的な透明度」という表現は決して誇張ではなかった。

 孫は砂浜に下りて砂遊びを始めた。

 エメラルドグリーンの海は目に優しくて見飽きることはなかった。ただボーッと眺めているだけで楽しかった。

 静かな島でのんびりと過ごしてから宿に戻った。

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大岐海岸

2020-07-16 | 大自然

 大方浮鞭の浜で遊んだ後、次に土佐清水市の大岐の浜に向かった。一昨年、息子ファミリーと大岐の浜に立ち寄ったことがあり、それ以来、すっかり皆が気に入る浜辺だ。今回の旅でもこの浜辺を再訪することに全員が賛成した。

 お天気も良くなってきて空も明るくなった。

 白砂の美しい砂浜は絶景だ。孫は砂遊びをしたり、波打ち際ではしゃぎ始めた。

 僕は開放感溢れる白砂の海岸をハンナとのんびり散歩を楽しむ。大岐の浜を歩くのは一年半ぶりだ。

 ここも波が大きくてサーフィンが楽しめる場所だ。波と戯れるサーファーたちを眺めながら散歩を続ける。

 頭の中を空っぽにして過ごす満ち足りた時間。聞こえるのは孫のはしゃぎ声と波の音だけ。

 砂浜は僕の家族とサーファーの姿だけだ。まるでプライベートビーチだ。

 ハナちゃんも広い砂浜を自由気ままに歩くのは楽しそうだ。ぶらぶらと歩き続ける。

 砂浜でそれぞれのんびりと過ごしてから、大岐を後に今日の最終目的地、足摺の宿に向けて出発。すでに車の走行計は300km近い走行距離を刻んでいた。

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豪雨被害は続く

2020-07-07 | 大自然

 今日も朝から雨が降り続いている。熊本県の豪雨では積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」の発生が原因のひとつという解説を読んだ。特殊な現象が起きたことも局地的な豪雨の原因だったのだろう。僕にはよくわからないけど、昨日は鹿児島でも豪雨被害が出たし、日本国中どこでも豪雨被害は起こりうると覚悟を決めないといけない時代なのかもしれない。

 梅雨明けが話題にのぼる時期なのにそれどころではない。連日大雨の凄まじさを伝えるテレビニュースに釘付けになっている。

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人類の無力さ

2020-07-06 | 大自然

 局地的な大雨により熊本県日吉市の球磨川が氾濫した。悲惨な被害状況が連日報じられている。

 一昨年、倉敷市真備町で河川の氾濫が起きた。昨年は九州北部で大雨による大きな被害が発生した。数十年に一度と言われる豪雨被害がこれほど毎年のように立て続けに起きるということは毎年局地的な大雨が起きることを想定した上で防災を考えないといけないのかもしれないなあ。

 新型コロナウィルス感染対策に豪雨災害の防災対策と、人間は自然界に振り回されている。人類の無力さを思い知らされるばかりだ。

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山仲間からの便り

2020-06-30 | 大自然

 今日は朝から雨だ。週間予報も傘マークで埋め尽くされている。

 我が家のぐうたら犬、ハナちゃんは散歩に連れて行ってもらえず、ふて寝するしかないとブルーな様子だ。大地を潤す恵みの雨だからと言っても分かってもらえないだろうしなあ。

 古い山仲間から手紙が届いた。便箋一枚に、巣ごもり生活で登山ができず、ビデオで映画を見たりしながらステイホームを続けている様子が綴られていた。山好きにとって山に登れないことはストレスそのもの。気持ちはよくわかる。

 でも、今は辛抱、我慢のときだ。僕は10代から山登りを続けているけど、今回のように数ヶ月もの間、まったく山に登らなかったことはただの一度も経験がない。陸へ上がった河童だ。生気を失いかけている。

 7月に入ったら、少しずつ大自然の懐に向かおうと思っている。

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ドラえもんのスタッフバッグ

2020-06-09 | 大自然

 月刊誌BE-PALの7月号が届き、付録にドラえもんのスタッフバッグが付いてきた。手ごろなサイズで便利に使えそうだ。

 キャンプシーズンに入ったけど、コロナ自粛ムードで今一つ出かけようという気分にならないし、気持ちが乗ってこない。そういうことを見透かしてか、BE-PALの表紙に「おうちキャンプ」の文字が踊っている。

 おうちキャンプかあ。大自然に抱かれたキャンプだからワクワクするわけで、おうちでキャンプもどきではなあ・・・。

 今朝は空がどよーんとしている。そろそろ梅雨入りなのかなあ。

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Living with Nature

2020-03-25 | 大自然

 ラジオ深夜便「明日へのことば」で造園家で東京都市大学特別教授の涌井史郎さんの話を聴いた。昭和20年生まれの涌井さんは日曜日のテレビ番組「サンデーモーニング」で見るとおりの溌剌としたテンポの良い話ぶりだった。コメンテーターの印象が強かったけど、日本の文化、日本人の自然との関わり、庭園のことなど造詣深い話の数々を聴いて涌井さんの印象を思い直した。

 諸外国との違いを示されて日本人独特の自然との関わり方のユニークさに気付かされた。災害の多い日本だからこそ生まれた自然を利用する知恵。いなす。日本人の奥深いところにある日本人の知恵の数々。

 箱庭のような日本列島にモザイクのような自然と共生する文化をつくってきた日本人。

 絶滅危惧種の筆頭が人間だという辛辣な言葉もあった。

 Living with Nature.

 色々と考えさせられた。

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瀬戸内海の見える里山

2020-02-03 | 大自然

 土曜日は孫の保育園参観にでかけた。孫の成長した姿を見るのは楽しい。無心に遊ぶ幼児たちの無垢の笑顔に心が癒される。

 参観後、ハナを連れて散歩がてら近くの里山に登った。お天気に恵まれてまるで春のような陽気だ。

 気持ちのいい散歩だった。眼下に瀬戸内海ののどかな景色が広がっていた。

 世の中は新型肺炎コロナウィルス騒ぎでマスク姿ばかりをニュースで見かける。中国人や外国人が大勢訪れる都市部や観光地は大変だ。でも、ここ岡山ではマスク姿はまれにしか見かけない。まるで別世界だ。深刻さも緊張感もない。

 僕自身、マスクなんて何十年もつけたこともない。ただ目の前に広がる静かな瀬戸内海の海だけが現実。平和でのどかな地方暮らしが最高にいい。

 

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遊行期への憧れ

2020-01-15 | 大自然

 アウトドア月刊誌BE-PALの2月号にナチュラリストの生活術とデュアラー(2拠点生活)実態調査という記事が載っていた。

 どちらの記事も憧れをもって読んだ。でも今の僕は断捨離という命題を抱えながら生きているわけで、セカンドハウス生活に憧れるのは大いなる自己矛盾だ。

 五木寛之さんが古代インドの、人の人生を4つに分ける思想について書かれている。
 学生期、家住期、林住期、遊行期だ。僕はすでに林住期から遊行期の途上にあると思っている。

 自然豊かな土地で自由に無心に過ごす林住期にも、きままに見知らぬ土地をさすらい歩く遊行期にも強い憧れがあるけど、乗り越えないといけない気持ちの整理と悟りは困難を極め、目標とする境地に到達するまでの道のりは険しく厳しい。行を重ねて心を磨く努力がまだまだ足りないということなのだろう。

 

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