鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

初詣で参拝

2016年01月14日 00時00分01秒 | 紹介

 朝夕の冷え込みは厳寒を感じる日が多くなってきている。多摩川は霜が降りて真っ白な光景である。昨日の曇り空と異なり、朝から晴天であった。女房の誘いで、シモバシラっという植物の霜柱を見に行こうということになり、開園が9時半なのでそれに間に合うように車を出した。シモバシラに付く霜柱、なんとも混乱するが、実際に大きな氷の破片が成長する。不思議な植物である。雑草のようでもあり、葉は落ちて茎だけが残っている。

 

 12月から1月の寒い日にできるというが、直接自分はお目にかかったことがない。氷片が成長するには大いに気温や湿度と関係があり、前日に雨が降り、朝方冷え込むという条件が重なるとできるという。今回は小さい氷片があったようで、写真の題材にはなりえないと女房は不平を言っていた。

 

 場所は深大寺に隣接する東京都立神代植物園である。午前中は別行動で、写真撮影に出向いた。自分はもっぱら野鳥であったが、特別な野鳥ではない。それでも、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、エナガに出会えた。植物園の入園者は週末・休日と異なり、疎らであった。寒いせいもあって、高齢者も出ずらいのかもしれない。園では新年からいろいろなイベントを行っていて、ボタンやシャクヤクの展示準備が行われていた。

 

 昼近くに女房と合流し、いつも行く深大寺の参道にある青木屋という蕎麦屋で昼食をとった。参道は初もうで客と、企業が行う従業員の安全祈願が行われていて、太鼓と般若心経を唱える声が聞こえていた。我々も、初詣となり、本堂へ行ってお参りをした。深大寺は天台宗別格本山の仏教寺院である。本尊は阿弥陀三尊像で、東京都では浅草、浅草寺に次ぐ古刹である。湧き水で有名で、古くからそばがうまいという。

 

 蕎麦屋の店主と話す機会があり、昨年の大みそか年越しそばの状況を聞いたところ、元旦の2時まで開店していたという。元旦は朝から初詣の参拝客があり、徹夜の仕込みであったようである。

 

 初詣と言っても特別な願いをしたわけではないが、無病息災と交通安全である。普段よくいくので、ついでに参道をぶらついた。駐車場が少ないため、車での参拝には適していない。まったくないわけではないが混雑時にはしばらく待つことになる。確かに深大寺そばはうまいそばの部類に入ると実感している。