携帯電話を昨年の暮れにスマートフォン(以下、スマホ)に換えた。AUのAndroid携帯「IS03」。それ以前から世の中はiPhoneブーム(って、ほどでもなかったか…)であり、書店に行けばiPhone関連の書籍だらけ。便利なのはわかった。ビジネスにも有用なのも良く判った。でもiPhoneは持たなかった。なぜならもう15年位のAUユーザーだったから(もっとも当時はIDOの名称だったが)。俺は浮気はしないもんね!
で、ようやくAUから待望のスマホが昨秋に発売になった。早速予約して、手に入ったのが昨年の暮れも押し迫った頃。正月休みを利用して使い方や機能などをいろいろ確認した。
使い出して判ったことは、スマホは携帯電話ではないということ。
もちろん携帯電話ではあるのだが、それよりも「電話機能がついたミニモバイルコンピューター」と言ったほうが正しいだろう。昔は「ザウルス」だとか「モバイルギア」などという、PDA(携帯情報端末)というものがあって、結局はインターネットを使える環境になく(まだ一般的には全く普及していなかった)、そのうち携帯電話が多機能化してきたために廃れてしまったのだが、スマホはこのPDAの発展系と捉えるのがいいかもしれない。
そんなこんなでスマホを使い出してから4ヶ月ほど経ったのだが、当初はまだ機能を理解出来なかった部分もあってそれほど利便性を感じることもなかったのだが(もちろんネット環境が優れていることはすぐに感じたが)、関連書籍を買っていろいろなアプリなども試してみた結果、最近ではもう手放すことが出来ないほどの利便性を感じている。特にビジネスの面で。
AndroidはグーグルのOSなので、当然のことながらグーグルの各種サービスと相性が良い。Gメールやリーダー、マップなどが快適に使える。そして、最近話題のいわゆる「クラウドサービス」が快適に使える。エバーノートやDropbox、グーグルドキュメントなどを実際に活用している。
もうずいぶん前になるが、仕事で出歩く時にノートPCを持ち歩いていたことがある。業務関係の資料や作成文書を訪問先で提示することが出来るからだ。その他にも模範六法のCD版をインストールして出先でも法律を検索出来るようにしていた。でも結局はメリットもあるけど面倒だった。PCを起動させるのに時間がかかるからそのうち面倒臭くなる。バッテリーの問題もある。重い。ネットには繋がらない(当時無線LANなんて無かった)。なんやかんやで持ち歩くのは止めてしまった。
で、時は流れて今スマホ。クラウドサービスを使えばどこからでもアクセスできるから、いろんな資料をエバーノートやDropbox、グーグルドキュメントなどに置いておけば、出先からでもスマホからアクセスすることが出来る。Office文書の閲覧も編集も出来るから、電車の中や車の中でも作業が出来る。顧客から文書をメールに添付して送ってもらえば、出先でもその文書を編集してすぐに送り返すことが出来る。いろんな業務資料もいちいち紙で持ち歩かなくてもPDFファイルでクラウド上に置いておけば訪問先ですぐに見せることが出来る。その場で顧客のメールアドレスに資料を送信することも出来る。
他にも法律を簡単に検索できるアプリもあるし、スケジュールやタスクの管理、主要新聞のヘッドラインニュースの閲覧その他いろいろなアプリがある。
ノートPCを持ち歩く以上の機能が、この小さなスマホにある。これはもう手放せない(笑)
まあ、サッサとiPhoneを持った人はすでにもっと以前からこのような利便性を感じていたんでしょうけど(笑)
※詳しいアプリの内容や各種クラウドサービスの詳細は、私がここで書き連ねてもワケが判らなくなるばかりだと思うので、是非ご自身でググるなどして調べて下さい m(_ _)m
一応、少しは参考までに google Evernote Dropbox IS03
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