小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

遺言書作成のこと

2007年05月10日 | 仕事の話

今日は遺言公正証書の打合せで、川越公証役場に。

公正証書を作成したいが自分は動けないという方や、面倒なことはできるだけしたくない方のために、代理人として依頼者に代わって、公証人との打合せを行うことはままあります。離婚協議書や債務弁済契約書などがよくあります。もちろん遺言書も公正証書にできます。もっとも遺言書を代理作成することはできませんが・・・

今回の依頼者は現在入院中でして、退院したらいつでも公正証書が作れるように、私が代理人として動いています。

ところで公証役場はもちろんどなたでも直接出向いて相談なり証書の作成ができるわけで、いつも大体1組2組の先客がいます。何とはなしに聞こえてくる会話を聞いていると、やはり遺言書作成の方が多いようです。

ところで「遺言書作成」ってとっても恥ずかしいことで、数千万円程度の財産で遺言書を作成するなんてみっともないことだという考えがまだまだあるみたいですね。今までも何人かそのような方に会っています。

よくあるパターンとしては、年老いたおばあさんが相談にこられます。遺言書を作りたいといって(というより夫に作らせたくて)。遺言書の原案作りから必要書類、公証役場での手順などを詳しく説明します。相談者は納得して帰ります。

数日後、先の相談者から電話があって遺言書作成はやめますとのこと。理由を聞くと、夫に遺言書のことを話すと、烈火のごとく怒って「こんな少ない財産しかないのに遺言書なんてみっともないことができるか。身内の恥さらしだ。」などと言われたというんです。

同じようなケースが今までに何件かありました。で、結局何もしないまま亡くなって、遺産をめぐって骨肉の争い。

このほうがよっぽどみっともないと思いますが・・・

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小杉行政書士事務所
行政書士 小 杉  幹

埼玉県狭山市青柳1549-8

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板橋区役所で

2007年05月10日 | その他雑記

こんな記事がありました。

<エレベーター事故>
急上昇し天井衝突 東京・板橋区役所で

 東京都板橋区役所で1月、「日本オーチス・エレベータ」(東京都中央区)製のエレベーターが停止中、勝手に上昇を開始し、13階の天井部分に衝突する事故が起きていたことが分かった。無人のため負傷者はなかった。同社の作業員が保守点検時、ブレーキの潤滑油を多く塗り過ぎたのが原因とみられる。同社製エレベーターを巡っては、六本木ヒルズ森タワー(港区)で4月、ロープが破断し、機械室から出火する騒ぎも起きている。
 暴走したのは区役所新館にある7基のうちの1基。1月10日午後6時40分ごろ、操作していないのに突然上昇、衝突した。けが人はなかったが、エレベーター天井の蛍光灯カバーが外れて落下し、床に亀裂が入った。
 同社によると、昨年12月23日の定期検査でブレーキを分解清掃した際、規定量より多い潤滑油を使用。ブレーキ部分にたれ、ブレーキ力が弱くなったとみられる。さらに、同区役所によると、使用された潤滑油が他機種用のものだった疑いもあるという。
 同区役所は2月、同社を1カ月の指名停止処分にしたが、都や国に事故を報告しなかった。同区役所は「人身事故ではなかったため」と説明しているが、国交省建築指導課は「事故が起きた場合は報告するよう指導している」としている。【三木陽介、町田徳丈】 

5月9日11時0分配信 毎日新聞

昨日の5月9日、行ってきました板橋区役所に。

あ、エレベーターの事故とは何の関係もありませんよ。

工場の設置認可の申請手続で。

ある一定規模の工場を設置しようとするものは、あらかじめ工場設置の認可を受けなければなりません。根拠は東京都の場合、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」です。

ところで昨日は本当に暑かったですね。そろそろまた「クールビズ」の時期ですか・・・

最近やけに1年が短く感じられます。もう年なのか、はたまた、もしかしたら死期が近づいているのか・・・(笑)

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