FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2020-11-07 10:11:18 | 日記

おはようございます。11月7日土曜日です。広島は小雨が降っています。間もなくこの雨は上がるという予報になっています。雨が止んだら、菜園のチェックに行きたいと思っています。白菜の芯葉がうまく巻きを作り始めているかどうか確認したいと思っています。また、大根の成長も見ますが、小生としては間引きを終えたと考えていますが、この間引き忘れがないかどうかもチェックになります。一本なら大きく育つダイコンですが、間引き忘れがあって、同じ個所から複数本出ていると、全く大根が成長しません。細いままになります。昨年はこれで一本ですが失敗していますので、今回はこのようなことをなくしたいと思っています。本日は菜園の土も湿っていますから、作業をするには足場も悪く、不適格。そうなると、作業は明日以降の方が良いという事になります。晴耕雨読とはよく言ったものです。

さて、今週の言い訳です。今週は大統領選挙、FOMCそして雇用統計と重要イベントが連なり、短期の投機筋にとっては、4年に一度の稼ぎ時だったのかもしれません。ショートを仕掛けて相場を押し込んできています。11月末決算での帳尻合わせに来ている感もあります。

米国だけを見れば、米国要因だけで動いたと言えるのかもしれませんが、欧州要因の動意材料もあります。欧州市場では、ユーロやポンドの動向が、政治的要因、特にブレグジットの交渉状況で、そして、新型コロナの感染拡大が再度始まり、景気低迷が長引き、経済回復が先延ばしになってくる等、金融政策や財政政策の新たな展開が求められるようになってきています。先週ECB理事会があり、次回12月の会合で、追加支援策や経済復興プログラムについて検討を始めるとラガルドさんは述べています。金融政策の新たな展開が始まりますが、この政策が導入されると、ユーロはユーロ安へと向かうようになると思われます。ECBはそうなるべき政策を行ってくると思われます。

昨日ユーロドルは、1ユーロ1.189ドルまで高騰しています。「高い」という事になります。来週には、ECB高官など関係者から「ユーロが高すぎる」という声が出てくると思われます。これを受けて、短期の投機筋は、ポジションドテンを行い、ユーロショートの動きをしてくるようになると推察できそうです。

ポンドの動向も、テクニカルで見ると、「買われ過ぎ」状態になってきていますので、来週は、ポンドショートの動きも出てくる可能性が強いと思われます。合意なき離脱になればポンド安へ、合意できればポンド買い戻しが起きてくると想定。

しかし、ユーロもポンドも来週はこの高値圏でうろうろする可能性もありそうです。ブレグジットを巡る交渉経緯を観たいという動きや、ECB高官による「ユーロ高けん制発言」がいつ出てくるか、出てくるまではリスクはあるが、上へ行こうとすると思われます。

1ユーロ1.190ドル付近、1ポンド1.33ドル付近までは上昇していくのではないかと想定しています。あとわずかですが、徐々に上値を伺いながら、政府や中央銀行の言動を確認しようとすると思われます。そうなると、ユーロやポンドは「吹いたら売り」という取り組みが出やすい環境かもしれません。

このユーロやポンドの動向の影響をドル円も受けてくるようになると推察。これが来週以降の動向になりそうです。

米国では大統領選挙があり、バイデンさんが優勢のまま押し切りそうです。確定までにはもうしばらく時間がかかりそう。議会上院議員については、確定するのは年を越えそうという事のようです。こちらも拮抗状態のようで、まだ決まりません。決まったのは下院議員の方ですが、こちらは民主党は過半数を確保したようですが、議席は減らしたようです。ペロシ議長への風当たりも厳しくなるという事のようです。

選挙結果はカオス状態から徐々に固まり始めましたから、市場はこれを相場に織り込みに来ているようです。FOMCの低金利状態は継続し、これを株式市場は歓迎し、しかし、株は買われ過ぎという声もある中ですから、債券も買われるという動きも出てきて、利回り動向も上下に振れて、少し落ち着かないのかもしれません。

通常は、株価が上昇すると、債券は売られて、利回りは上昇するというものになります。逆も「真」ですが、この動向が「狂って」来ると、何かがおかしいというように考えられそうです。歴史的、経験則からは、「債券市場の動向が正しい」と考えておくほうが良いようです。

GSがロンドンからフランクフルトへ600億ドルの資金を年内には移すようです。ブレグジットへの動きに備えるようです。この動きも、金融都市としてのロンドンの地位を低下させるものとなりそうですから、ポンドは売られる傾向が強くなると思われます。

資金が入っていく、ユーロ市場では、ユーロ買いが発生する動きも出てくる可能性はありそうです。欧州での金融市場の中心がロンドンからフランクフルトへ移るという事も意味していると思われます。GSのこの動きだけでロンドンの金融市場としての地位がすぐに揺らぐとは思われませんが、徐々に衰退していくことになるのかもしれません。ロンドンのシティーの動向には今後も注意していきたいと思います。ここはユダヤ金融が強いところです。昔ほどの影響力はなくなっていると思われますが、改めてユダヤ金融の動向には注意を払いたいと思います。

相場では値幅と日柄という事を大事にしています。日柄については昨日書いています。値幅については、11月4日高値105.343円と、昨日安値103.177円でまず考えます。2.17円の値幅です。通常の動きの中ではそろそろ感もありそうです。

前述しているように、大統領選挙結果が固まりつつあり、議会上院の議席は、事前予想とは異なりそうですが、こちらも結果を想定しやすくなっており、FOMC結果、雇用統計結果も出ていますから、投資家がこれから年末へ向けたポジション取りをする判断材料は出そろったと言えそうです。

来週月曜日の動きとしては、考えられるのは7時寄付きで103.0円近くまで下押しGDさせて寄付き、そこから反発上昇させてくるパターン。もう一つは、逆にGUさせて寄付き、窓を埋めに押してきて窓埋め後、徐々に上昇していくパターン、の二つが考えられそうです。来週の動向では、短期筋は下値支持帯の形成に来るかチェック、そして、下値が固まってくると、反発開始という流れができてくるのかもしれません。

ユーロやポンドがもみ合うと思われますので、この動きもあって、ドル円もまだもみ合いが継続するのかもしれません。クリスマス商戦に向けて小売売上高の動向にも注目が集まりそうです。通販は儲けても、実店舗販売はまだ前年割れなどという状況にあるのかもしれませんが、総合で小売りが伸びていれば消費は強いとなって、景況感は良いとなるのかもしれません。季節柄これが話題に上る時期です。

企業決算発表も峠を越えたと思われます。機関投資家の11月末決算の準備もほぼ終わり、後は微調整という段階、そして12月からの新年度にむけたポジション取りをしてくる時期になったともいえそうです。本邦では、来週は、13日金曜日がSQ日ですから、11日水曜日頃に、少し強めの持ち高調整が行われ、相場が少し大きめに上下する可能性もありそうです。NY市場のSQは20日金曜日となっています。来週のSQを通過後、新たな展開に拍車がかかるのかもしれません。そう考えると日柄16日頃と合致した状況が出てくるわけですが、、、。

話題は変わりますが、10月下旬にプロ野球のドラフト会議があり、それぞれのチームで新たに加わる選手が決まりました。これから各チームは、構成員の新陳代謝を行います。これまで支配下選手だった選手に、戦力外通告を行ったり、自由契約としたりとしてきます。新たに加わる選手がいれば出ていく選手もいます。必要な新陳代謝とはいえ、なじみのある選手がいなくなることはさみしいことです。たとえは悪いですが、機関投資家が持ち高調整を行うことに似ています。成長株は残し、成長が困難となった銘柄は売却されるようになります。人の心は複雑に揺れ動きます。選手の納得のいくようにしてあげられたらいいな、と思います。

広島カープは他の球団と違い、選手のその後の面倒見の良い球団のようです。コーチや球団職員などでカープに残る選手も多いようです。

外はまだ小雨が降っているようです。菜園での仕事は先送りし、街角ウォッチングに出かけてみたいと思っています。広島では新型コロナの感染拡大は少ないようですが、まだ気を緩めるわけにはいきません。もうしばらく辛抱します。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

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