FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX FOMC結果は出たけれど、「介入」も出て、、。

2024-05-02 06:47:00 | 日記

おはようございます。5月2日木曜日です。広島は曇り、昨日の雨は上がり、今日は良い天気になるようです。そうなると菜園へ出かけて野菜の成長度合いも確認できます。ここまでに降った雨で、菜園への散水は不要。明日からのGWは天候にも恵まれそう。となれば、行楽でどこかに出かけようという気も膨らんでくる。財布の中身は予想以上に出ていきそうです。田舎の道の駅などでは、カード決済は不可というところが多い。しかしpaypayはOKだというところもあります。paypayなどの決済手段をスマホに入れていない小生。ニコニコ現金決済をしますが、何か割り切れない気持ちになってしまいます。使いすぎると、近くのコンビニへ一目散、、、。楽しいはずの行楽が、、、、。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、多くの指標やFOMC結果が出たこともあり、相場はその結果を受けて上下しています。これはある程度想定できたことです。

結論からすると、株式市場は、小幅まちまち、ダウ平均は小幅上げ、ナスダックとSP500は小幅下げとなっています。CMEN225は下げ傾向です。本日の日経平均はGW前ということもあり、軟調に推移するかもしれません。

昨夜、いろいろな指標やFOMC結果が出たタイミングで、利回りなどの動きが加速されているようです。

利回りは、NY市場開始前の早朝取引から、下げ傾向になっていて、ここに、指標結果が出て、下げが加速したように見受けられます。現在の利回りは少し下がって、4.6330%付近。これでも全体から見れば、まだ高いレベルと思われます。

 

パウエル議長の記者会見が終わったと思われる5時過ぎ、ドル円相場が、一気に押し込まれる動きになりましたが、これはひょっとすると「介入」かもしれません。

本邦政府筋がFOMC結果を確認して、「介入」に動いてきたかもしれません。まず、156.0円割れまで押込まれ、もみ合うようになっていましたが、値が戻る動きをするとすぐ押し込む動きが出てきています。もしこの動きが本当に「介入」だとすると、その行先は152.00円付近になるかもしれません。

 

このような動きも重要なことなのですが、どうも気になるFRBの判断ミスについて本日も書きたいと思います。

世の中には、特に経済情勢については、これまでの史実で、景況感を探ることができます。

その中に、「ミズリー指数(別名:悲惨指数)」といわれるものがあり、これは失業率とインフレ率を加えたものですが、これで考えると少なくても家計に対して景気が良いのか悪いのかが判断できるといいます。

この指数で考えると、FOMCが景気は回復してきたとしたコロナ禍後の2022年は、家計にとっては近年の最悪期となります。

しかし、この年、FRBは利上げを行っています。出てきたデータが上向いてきたことを根拠にしていたと思われます。利上げが早すぎたのではないかという懸念が出てきます。

そして、翌年2023年にはインフレ率がさらに上昇しますが、失業率が下がったことで、景気は良いという判断も出てきたようです。

 

ここでFRBは高インフレ率の見方について判断ミスをしたのではないかと疑われています。

これについては、サマーズさんが早くから「高インフレ状況を見誤るな。手ごわくなる。」と警報を発していました。これが正解だったようです。

FRBは、この高インフレ状態に関して、「無関心」だったか、ミズリー指数での市場の判断を「行わなかった」という懸念が出てきます。パウエル議長のこれまでの発言の中に、「ミズリー指数」という言葉が出てきていません。言葉は出てこなくても、家計へのインフレの影響ではもう少し突っ込んだ発言があっても良かったのではないかということも指摘されます。

 

ドル円相場が下がりに下がって来ました。これはもう「介入」以外は考えられません。

このような動きが出てくると、要因は何であれ、上にあったロングの投げが出てきて、「不規則天井を付けた後、急激に相場は下がる」、という見立てが的中してきたことになります。

これからの相場は、「戻り売り」が中心になってきそうです。そして130円付近へ向けて動くようになると思われます。

 

話を戻します。インフレ状況に判断をFRBが今後どのようにしてくるか、最大の関心を持っていようと思います。

今朝の「介入」によって、相場は、152.989円まで押込まれています。明日から連休に入りますから、その前に、ドル円相場のレベルを作っておこうという判断なのかもしれません。

155.40円付近までの値の戻しがあるかもしれません。ここからの展開に本邦の機関投資家がどう反応してくるかチェック。このような戻しが出てくると、再度押込みが始まりそうな気もしています。

 

間もなく始まる東京タイムでの取引では、152.0円チャレンジという動きも出やすくなってきたと思われます。

これからの利回り動向は、もうしばらく、5%へ接近する場面もあるかもしれませんが、この付近がピークとなる可能性も出てきました。そうなると、これからは、債券買いが再燃してくる可能性が出てきます。そして、株は夏場へ向けて売られやすい環境になってくると思われます。

利回りが高止まりの中で、ドルが売られ円の買戻しが出てくる可能性が高まりそうです。

 

パウエル議長は、相変わらず「データ次第」と日和見主義採用のようです。チェックする視点も変えないようです。

市場関係者の中には、インフレ退治は困難となり、少し改善するそぶりを見せるが、インフレ率は再度上昇し経済のかじ取りはさらに難しくなる、という見立てをしているものもあるようです。

FRBと市場とのコミュニケーションはうまくいっていないようです。植田日銀総裁も同様にパウエル議長も新機軸を打ち出す必要がありそうに感じますけど。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、156.286円超、「売り」は、156.286円以下、「買い」は、153.788円の場合となっています。

FPVは、155.187円、R1は、157.385円、S1は、152.388円となっています。

「G指数」はバラバラ展開になっています。要注意。

 

本日のここまでの動きは1時間足での取引になっている感があります。

本日の相場は、「介入」の影響もあり、東京タイムでは、155.4円付近までの戻しはあるかもしれませんが、その後に展開は、下振れ傾向になってくると想定しています。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時54分です。株価指数先物取引が下げて取引が始まりましたので、ドル円が値を戻してきたところで、先ほど、155.741円でショートを持っています。これで、しばらく辛抱して様子を見たいと思います。

追伸 11時56分です。前場では株価は少し反発しています。ドル円は、156.286円まで値を戻した後、少し軟調な動きになっています。現在値は、155.758円付近。想定より大きめに反発してきましたが、フィボで61.8%を超える戻りとなりましたので、この付近で上値が重くなることも想定されます。念のため156.246円でショートを追加しています。

このまま反発していくと、政府からの為替介入が再度出てくることも想定されますので、むげに反発上昇させる戦法は危険と思われます。これからは、明日からの4連休に備えるための動きが出てくると思われます。154.85円付近までの押しは出てくると推察していますが、素直に相場について行くほうが良いと思われます。

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FX Sell in May 突入

2024-05-01 08:28:14 | 日記

おはようございます。5月1日水曜日です。広島は小雨が降っています。夜になってこの雨は止むようです。菜園の手入れも行いたいのですが、雨でできません。明日以降では、晴れの日が続きそうですから、その時期に行う予定を立てています。トウモロコシの発芽状況もチェックしたいし、トマトの脇芽も摘みたいし、いろいろ行うことはあります。天気を恨んでも仕方ありません。このような気持ちにならないようにして、晴れを待つこととします。黄金山麓から聞こえる鶯の鳴き声も上手になっています。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、3市場そろって少し大きめに下げています。雇用コスト指標が賃金インフレ上昇を示しており、FRBが利下げを開始する時期の不透明感が出て株は売られる展開になったようです。過熱気味の景気と、一向に下がってこないインフレ傾向。この状況も、FRBによる、判断ミス、政策ミスがあったと考えられると思われます。

FRBは、利下げを急がないようです。となると、今回のFOMCでは何を決めるのでしょうか。政策の現状維持・据え置きは決めると思われますが、金融緩和から金融引き締めへの転換はあるかもしれません。これはすでに行っているという指摘もあります。保有資産の縮小ということも重要なことと思われ、このペースが加速するのかどうかもチェックすることになりそうです。

しかし、そのようなことがあっても、過熱気味の景気やインフレ高止まり状況を改善できるかは不明で、必要なのは、利上げではないかという声も出てきています。今更、利上げはないと思われますが、そのサプライズが出てくるかもしれません。利上げよりも「じっと我慢して希望する傾向になるのを待つ」ということを選択すると思われます。

米国株式市場の傾向を受けて、CMEN225も下げています。38110で取引を終えています。昨日日経平均より、およそ300円程度下げています。本日の株式市場は少し軟調に推移するかもしれませんが、ドル円の動きが堅調であれば、崩れていくようなことはないかもしれません。

 

利回りが、昨夜出た指標結果を受けて、上昇するようになっています。現在の利回りは、4.6820%。ここまでの最高利回りは、4.7060%だったと思いますので、接近してきています。

利回りから考えると、まだドル買いが継続する環境になっていると思われます。

昨日157.0円付近になったとき、「介入」に似たような動きを相場はしています。介入があったのか、なかったのかは不明ですが、昨夜のNY組の動きを観ていると、160円の風景をまだ見ていないNY組が160円を突いてくることは想定しやすいと思われます。29日(祝日)の介入は,アジアタイム中だったと思います。

NY組にしてみれば、日米実質金利差、高止まりのインフレ傾向、過熱感はあるものの良好な景気、などを考えれば、ドルを売り円を買うことはできない、という理屈もあるわけで、160円チャレンジは肯定される動きかもしれません。

 

日銀が市場とのコミュニケーションに失敗したという批判もあるようです。日銀が「基調的な物価上昇は起きていない」という認識を示したことで、市場サイドは、利上げはしばらくない、と確信し、ドル買い円売りの相場つくりに動いています。日銀サイドとすれば、この部分だけ切り取って、市場が反応したことには反論したいかもしれませんが、このような状況を作ったのも、日銀の市場とのコミュニケーションが下手、だったということに尽きると思われます。これは、残念ながら、植田日銀総裁の言葉足らず、伝達能力不足によるものと思われます。このような方がトップに立つのは適材人物とは言えないと思われます。

 

29日の安値からの戻りは、157.884円まで来ています。現在値は、157.691円付近。これは、29日の高値安値でフィボを考えると、半値戻しから61.8%戻しの間に位置するレベルです。通常であれば、戻しとしては十分な範囲と思われますが、この通常の判断にこだわらず相場を観ていきたいと思います。

 

29日の相場の動きから、介入があったとする論評も増えています。そして、その時の介入金額は、日銀預金残高から推論して5.5兆円程度ではないかといわれるようになっています。

29日高値が相場の天井を付けたと小生は考えています。この判断が適切だったかどうかは後日になって判明します。相場のサイクル、波動からの相場のレベルなどから、そう考えても不思議はない状況にあると考えています。

こう考えれば考えるほど、これから起きる確率の高い相場の急落に注意を払う必要が濃厚になってきます。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、157.815円超、「売り」は、157.815円以下、「買い」は、156.917円以下の場合となっています。

FPVは、157.226円、R1は、158.403円、S1は、156.608円となっています。

「G指数」は「買われすぎ」レベルになっています。

 

本日から5月です。NY市場の相場の格言で、「5月になったら、売って売って売り逃げろ。そして、9月になったら相場に戻ってくることを忘れるな」というものがあります。

景気状況を考えると、今すぐ株式市場などが崩れていく環境ではないと思われますが、今夜出てくるFOMC結果がどのようなものになるかで、相場の動きは決まってきそうな気がします。

相場の時季、相場のサイクルなどから考えると、一旦下押し開始するのも近いかもしれない、などと思ったりはしています。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 18時05分です。ここまでの動きでは、上下値幅は、0.365円と少ない状況です。仕方ありません。今夜FOMC結果が出てきますから。動き方は徐々に上値を伸ばす方法。

上に出てくる売り建玉を食い、売り方がポジションドテンして買ってくることを狙った動き方。こうして少しでも「他人の力」を利用して上値を伸ばしに来ていると思われます。欧州タイムになっても、この動き方に変化はありません。そして、少し上値が伸びると、ショートを売って、ロングの投げを誘い出しています。このような動きは投機筋の動き方です。相場は上へ向かっているように一見思われますが、実際はそうではなく、単純に上下して方向感はないと理解するのが良いと思われます。

今夜出てくるFOMC結果次第という面がありますが、また今夜は、FOMCに先立ち、ADP雇用統計、製造業PMI、ISM製造業景況指数、JOLTS求人件数などが出てきますので、これらの結果次第では、大きく動くことも想定されます。それが上になるか、下になるか、それが問題、要注意です。

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