FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 吐く息白し

2020-11-12 08:58:09 | 日記

おはようございます。11月12日木曜日です。広島は晴れ、その分、寒いで~~~す。冷え込んでいま~~す。早朝散歩では、吐く息が白くなりました。このような季節になりました。早朝散歩中に公園で行き交う人々も、心なしか背中が丸くなっているような、、、。確実なのは、皆、衣類を相当着込んできている、という事。着ぶくれになっていることがわかります。かく言う小生も、防寒で着ぶくれ状態。体が重くなりました。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、3市場で株価はまちまちになっています。これまで上げてきていたダウ平均が一息ついた様子、また最近買われ過ぎという事で利益確定売りも出て下げてきていたナスダックが再度反発して上昇、SP500も上昇、という状態。

CMEN225も25565円で引けています。さらに上へ行く雰囲気を醸し出してきているようです。

昨日のドル円は、上値が105.675円まで伸び、その後、少し調整している感があります。現在値は、105.382円付近。昨日の動きのように、105.0円割れを試しに来るのかもしれません。ここを割り込んだ場合は、104.8円付近までの押しがあるのかもしれません。

最近よく言われていることに、株価にしてもドル円にしても、上昇について、「スピード違反」という事があります。急激に上昇しすぎるのです。ひとまず、昨日の岡崎さんの言葉を借りると、「コロナ相場」は9日で終わり、これからは通常の相場動向になってくる、ようです。コロナの終息見通しはまだありませんが、ワクチンができつつあることで、一気にマインドが変わり、コロナを巡る不確実性が排除されるようになったようです。

相場は半年後を観ています。そのころには、ワクチン接種ができるようになっているのかもしれません。これでまずは爆発的感染拡大は終わり、終息の見通しが立つようになりそうです。経済活動も復活へ力強さが加わり、コロナ後への取り組みが展開されるようになると思われます。

その際、一番気がかりなのは、利回り動向。現在でも長期利回りが0.9%台と上昇してきているようで、これも早すぎる上昇と考えられているようです。景気が回復し資金需要が高まって金利が上昇するのは良い上昇と言われていますが、今それを先食いしてしまうと、景気回復が腰折れする危惧があると言います。そうなると、早いうちに、この利回り上昇を抑えるような力が働きだすのではないかとも想定されています。

米国と日本の金利差はそのまま通貨の強さの差となります。このまま金利が上昇し続けると、ドルが強くなっていき、ドル買い円売りの傾向が鮮明になってくるようです。しかし、早すぎる上昇は、いずれ調整を伴い、この調整が終わらないと相場の本格的な上昇は始まらないのかもしれません。

FRBはしばらく低金利政策を維持すると明言していますので、すぐさま金融引き締めが起きるとは思われませんが、昨日の岡崎さんの発言では、5年物債券の利回りが9日にまず動いた、と言います。すなわち、これは、5年後にはFRBは金融引き締めに入るかもしれないという事を債券市場は示唆してきたのかもしれない、と言います。専門家の分析では、このような見立てもできるんですね。非常に参考になりました。

本日、もう一度、昨日の岡崎さんの番組をタイムフリーで聞き直すことにしています。

先だって、コメントでいただいた、今後の展開についての中で、2023年ころに160~170円にドル円は行く、と書いたように思いますが、今回のコロナの影響を単純に1年延ばすと、2024年頃となります。誤差を考えると、2025年前後と考えれば、前述の5年後に金融引き締めが始まるという時期にもなります。

何か、符号が一致し始めたような気もします。これが大きな相場のサイクルになるのか?

そうなるのであれば、11月6日安値の103.611円が大底になる可能性があるのかもしれません。これについては、今年の年末年始頃から始まると想定される下押しの動きで、100円付近までの下押しはまだ想定の中にあります。一本調子での反発上昇にはならないだろうと思われます。この100円付近まで行ってからの反発があって相場は上へ行き始めるというシナリオを描いています。

本日の東京市場では、CMEN225の値付近で寄り付いた後、もみ合うのではないかと想定。一旦下へ振りたいとする短期の投機筋の想いもあり、しかし、押し目ができると買い拾いたいとする買い方が存在し、相場としては崩れることはないと想定。このようにもみ合いながら、相場としては徐々に反発上昇傾向を構築してくると推察。

昨夜ナスダックが反発したことで、東京市場ではハイテク株の買い戻しが始まり、相場をけん引していくと思われます。

ドル円は、105.0円付近の固さを確認してから反発するというシナリオを描いているのかもしれません。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、105.545円超、「売り」は、105.545円以下、「買い」は、105.210円以下の場合となっています。

FPVは、105.365円、R1は、105.724円、S1は、105.054円となっています。

保有ロングの決済指値は、今朝一旦解除しました。これはドル円はこののちまだ反発し、107円へ向い始めるという判断によります。今のところは、ですが、、、。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時37分です。昨日ECBのラガルドさんが講演しています。さらに今夜、ラガルドさん、FRBパウエル議長などが講演する予定になっています。ラガルドさんは昨夜、ECBの追加支援策を12月に検討することを追認。金融緩和と期間延長が主軸になるとしています。米国では、FOMCは終わったばかりです。目新しいことは出て来ないと思われますが、追加の支援策が政府と議会の合意待ちとなっていますから、まだ時間はかかります。FRBとしては動きようがないか、、、。

追伸 10時07分です。景気の回復をチェックする場合、まずは小型株の動向を観ます。景気回復期では、まず小型株が上昇し始め、その後に中大型株の上昇、最後に銀行株が上昇へと移っていきます。その際、小型株の上昇に伴って金利が上昇してくるようであれば、景気回復による資金需要が発生し始めたと判断できるとなります。

追伸 10時22分です。昨日の岡崎さんの話を少し詳しく書くと、11月9日、5年物債券利回りは下がったのに、7年物債券の利回りは上昇してきた。これは、今後5年間は低金利を維持するが、7年以上になると、金利上昇が生じてくると債券市場が読んでいることを意味するようです。このブログでもよく書きますが、株式市場と債券市場の動向が不一致の場合、債券市場の動きが正しい、というケースが歴史的、経験則的には強い傾向があります。今回の債券市場の動きは、これからの市場の方向を示唆してくれていると思われます。株価はさらに上昇し、ドル円も米国の利回り上昇でドルは強くなり、ドル買い傾向ができてくると考えられそうです。

追伸 11時45分です。日経平均前引けです。25459円、109円高となっています。株価の動きに比べてドル円相場の動きが鈍いのは、本邦企業が海外から利益を本国送金させているためと思われます。いわゆるレバトリ行為です。このためドルの円転が起き円需要が出てきているようです。この傾向は年末年始頃まで継続すると考えられます。ではレバトリが終われば円売りが始まるか、と言えば、時期が悪いという事になってきそう。例年、年末年始からは円高に振れてくる傾向がある時期です。今年もそのようになるのか、相場のローテーションを考えながら判断していく必要はありそうです。もしも、新年になってから、100円突きの動きが出なかった場合、103円安値が底となる可能性はあるかも知れませんが、米国新政権の政策動向、新型コロナの終息、米国議会での追加支援策の成立などが早い時期に出てくれば、9日のような相場展開も出てくる可能性はありそうです。米国上院の議席が決まるのは1月5日以降になるようです。この頃はまだ、新型コロナは感染拡大中かもしれません。そして、追加の支援策もまだ決まっていないと思われます。まだ不確実性や不透明感の項目が残っていることになり、これが相場を押し下げていくのかもしれません。このシナリオに乗れば、100円突き開始か、、、。

9日の動向は、ブルームバーグの専用端末から流れる情報をヘッジファンドが聞いて、さらに、ダークプールのポジション情報を読んで、ヘッジファンドが一気に買い戻しに動いた、という事があるようです。ダークプールの情報は、我々一般大衆投資家には観ることも触ることもできない端末です。ここで勝負されると、一般大衆投資家はどうすることもできません。

追伸 20時38分です。今夜未明にラガルドさんやパウエルさんの発言機会があります。政府がどうのこうのという事より自分たち中央銀行としての現下の必要な取り組みを行うことの必要性を語ると思われます。市場はこの発言を確認したいようで、様子見気分も相当あるようです。

本日10時07分の記載で、株式は小型株から上昇していく、、云々と書いていますが、これまでの銘柄では、主に成長銘柄(グロース株)が買われて上昇してきていますが、これからはバリュー株が買われ、この中にはこれまでの動きから出遅れ感のあるものや割安感のあるものが出てきていると思われます。これらが中心になって買われていき相場を持ち上げてくるようになると思われます。

利回りが上昇してくると、銀行経営は改善し、収益も大きくなってくると思われますので、最後ではなく、もう少し早めに銀行株も上昇してくるようになると思われます。

追伸 21時50分です。今夜、米国CPIコアの指標が出てきます。債券利回りが動き出した状況がある中で、CPIがどのような状況になってくるか注目です。この項目は今後も追跡していきます。個人消費が旺盛になってくれば消費心理はかなり好転してきていることとなり、それは経済情勢は良好になってきていることを意味するようになると思われます。CPIの伸びと債券利回りの上昇が今後のポイントになるのかもしれません。

ダウ平均先物の現在ですが、180ドル強下げて取引されているようです。これとリンクして、CMEN225も下げて取引されています。

現在のチャネルラインは、下辺が、11日安値と本日ここまでの日通し安値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、上辺は、11日高値を通過する、下辺に平行なラインになっていると思われます。昨日から値幅の少ない動きになってきていますので、BBが狭くなってきつつあります。動き出す前兆として認識しておきます。

ドル円は現在、105.351円付近です。本日FPV付近でうろうろしているようです。動けないのか、、。

追伸 22時46分です。指標が出ましたが、動意薄のようです。未明の中央銀行総裁たちの発言を待つつもりのようです。

というようなところですが、本日はここまで、本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

コメント
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