おはようございます。6月30日水曜日です。今日で6月も終わりです。月日の経つのは早いもの。時間は皆に平等に経過していきます。その時間をどのように使うか、で、結果が異なってきます。利益か損失か。このような時間ですが、どうせなら、この時間を味方につけて取引参加したいものです。中央銀行と時間の向かう方向には逆らうな。これが小生の基本です。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は3市場とも上昇して引けたようです。CMEN225は28875円付近のようで、昨日大引け値より少し上で取引されているようです。
ドル円は、現在、110.540円付近。今週のここまでの動きでは、「高値切り下げ安値切り下げ」のパターンとなっており、下降トレンドの中にある、ということができそうです。
この状況を、6月21日安値と24日高値でフィボを考えると、本日日通し安値付近は、半値押し付近となります。そして、このフィボと、本日日通し安値でFEを考えると、その上値の行先は、FE61.8で、111.289円付近、FE100で、111.826円というようなものが出てきます。
考えすぎかもしれませんが、このようなシナリオを考えながら、相場を操縦しているのが短期の投機筋です。折々出てくる経済指標などをどこでどのように織り込むか、を考えて、投機筋は動いてきていると思われます。
このような動きをすると、投機筋は相場を操縦しているという批判を受ける恐れがありますので、これを避けるために、折々出てくる経済指標やFRB関係者の発言などを基に、「都合の良い」ところを採用して、相場を動かしてきます。
例えば、出てきた経済指標が予想を上回って良いものであっても、相場の動きとしては、反応が薄い場合があります。次の指標結果を待つ、ということもありますが、今までに組んできたポジション攻勢を考えると、ここは動かない、というような決断になることがあると思われます。
今は、このような時期と思われます。今週金曜日の雇用統計が最大の関心事である経済指標となりますから、それまでに需要な指標が出ても、これらに反応するのは、薄いものとなり、動いても、元に戻るというようなものになる恐れもありそうです。そうして時間を費やしながら、雇用統計を待つと思われます。
短期の投機筋は、相場の行き先を考えながら、今を動いてきますから、出てきた経済指標の一つ一つに反応する必要がないわけです。しかし、これが、明白になると、「相場操縦」をしていると追及されてきますから、こうならないように、巧妙に、指標に反応して、「市場の動きに沿った動き」をしているというように仕向けてきます。
今は夏相場ですから、出来高も少なく、新規資金も入りにくい時期と思われます。相場は狭い範囲でレンジを作り、その範囲で上下を繰り返し、来るべき時を待つようになります。
今は、辛抱の時期と思われます。辛抱しなくても、スキャルトレードをすればよいではないかという理屈もあります。スキャルトレードを行わない小生ですから、辛抱の時期となるわけです。
短期の投機筋ならどのように考えてどのように動いてくるか、を考えて、それを上手に利用することも大切なことになってきます。
今日も辛抱を重なて行くことになりますが、ここまでもが、辛抱の積み重ねですから、もう慣れたものです。腰を据えていきます。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.605円超、「売り」は、110.605円以下、「買い」は、110.441円以下の場合となっています。
FPVは、110.547円、R1は、110.663円、S1は、110.335円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時29分です。本日のNYカットは、110.20円、110.50円、110.75円にサイズ大きめのものがあるようです。現在値は、110.511円付近。上値は、110.596円、下値は、110.429円、まだ狭い範囲で上下していますが、動けないのかもしれません。
今夜はADP雇用統計が出てきます。少し前に中国PMIが出てきたともいますが、ここでは、さほど反応していないように思われます。
最近の傾向としては、ADPは良くても、雇用統計では、これを下回る非製造業雇用者数となっています。今夜はどうでしょうか。
追伸 14時07分です。動きが少ない、、、ですね。15時以降の動きも下ブレが中心か。
追伸 15時35分です。短期の投機筋が、意味もなく、相場を上下させているようにも見えますが、実はこれが本日のシナリオのようです。少しづつ、風景が変化してきています。下値を支えるようなMAが増えてきています。しかし、まだ、上値の重さはあります。まだ時間調整の動きを継続するものと思われます。
追伸 21時20分です。先ほどADP雇用統計が出ました。予想を上回るものになっています。ここでの反発はまだ限定的。これは今夜出るシカゴPMIを待つつもりのようです。シカゴPMIの結果如何で、明日のISM製造業景況指数が影響を受けるのかもしれません。慎重に慎重を重ねているようです。ウン?、上値が、110.638円まで伸びてきました。この時間帯では、この付近までか、これから上へ行くのは、シカゴPMI結果が予想を上回るものとなったときか、、。