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頑張れ!オリンピック20

2016-08-21 00:01:08 | スポーツ文化・その他

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 いよいよリオ五輪も大詰めとなってきました。今大会面白かったですね。過去の大会と比べて、日本人選手の特に最後の粘りが際立っていた印象です。メダル数も金メダルの数も多いですね。決勝戦を手に汗握りながら見守った競技も少なくないです。郷土勢も頑張りました。バレー女子も頑張りましたが、ベスト8でした。世界の壁は厚いです。報道では次期監督に、久光の中田監督の名前が挙がっているそうです。山口、宮下両選手、お疲れ様でした。そして郷土勢最後に登場したのが笠岡市出身でBMXの長迫選手です。試合前日と当日の報道を順番に、抜粋して紹介。
            
【ジャンプで吉拓け 自転車BMX長迫(笠岡出身)あす登場】
 初の五輪を「出場が目的ではなく、勝負する場」と言い切る22歳。BXMレースは大小のジャンプ台や起伏のある約400mのコースを8人で走って競争。長迫選手は自信がある空中姿勢の感覚のジャンプと、外国勢より小柄な体格(172cm)を逆手に取り、小回りの利くコーナリングが最大の武器。卓越した技術は、幼少期に自然と培われたもので、長迫選手が2歳の時に、父親が脱サラして笠岡湾干拓地でバラ園を開業。目の前に、かさおか太陽の広場BMX競技場があり、自転車が夢中に。4歳で本格的に競技を始め、上達したい一心で、父に頼んでバラ園の一角にコースを手作りで設営。飽きてくると、自ら重機を操縦して自分好みに改良。
 '04年に年齢別世界選手権に出場。資金難が常態化し、何度も国内レースで交通費が片道で、優勝賞金で帰着。'10年にユース五輪で5位入賞。自ら作成したプレゼン資料を約400社に送ってスポンサー集めを行った結果、'12年に練習環境の優れたスイスに拠点を移動。渡欧後は各地を転戦しながら、'13年に世界選手権7位、'15年欧州選手権準優勝などで実績を積み上げ、リオ五輪出場決定。「メダル獲得でもっとBMXを知ってもらいたいし、大好きな笠岡にも恩返ししたい」とコメント。
   
【長迫 準決勝進めず 独特の雰囲気にのまれる: 山陽新聞】
 自転車男子BMXの長迫選手は、3レースで争う準々決勝でミスが相次いで敗退。「昨日の調子が良かっただけに悔しい。全く思った通りにいかず。五輪は五輪。いつもと何かが違った」とコメント。32人中12位につけた前日のタイムトライアルとは別人のような走り。第4組に入った長迫選手の登場前からレースは波乱の展開。転倒者が続出し、強い風が本来の思い切りの良さを奪う状況。
 1本目は第2コーナーに向かうジャンプ台の手前で失速。「近くに見えた前の選手に集中してしまい、周りも失敗が多い中、自分をコントロールできず」というコメント。巻き返しを狙った2本目以降もミスが出て、結局7,6,8位と振るわず。一度狂った歯車は最後まで戻らず、自分でも何が起こったかわからない状態で、「終盤に追い上げる自分の武器が出せないまま終わった」と敗戦の弁を述べたが、今回の出場経験が収穫を前向き。

 残念ながら、長迫選手は準決勝に進めませんでした。まだ若いので、4年後も頑張って欲しいと思います。今回あるかなと思って探しましたが、地上波での五輪中継は無かったです。ぜひ4年後は有力競技に高めて、中継放送にこじつけて欲しいです。ネットをいろいろ観ていたら、地元笠岡で応援する会が発足したというニュースがありました。以下、抜粋して紹介。

【笠岡に「応援する会」発足】
 6月13日に、リオ五輪への出場が決まった長迫選手を応援する会が郷里の笠岡市で発足。この日は市内の約20団体の代表者らが出席。会長に選出された笠岡商工会議所の鳴本会頭は「市の名誉で、一丸となって支援を」、小林笠岡市長は「年齢的に4年後の東京五輪にも期待できる」とコメント。
 長迫選手は現在、スイスで合宿中で、ビデオレターで決意を表明。小林市長と電話で対談。7月4日に笠岡グランドホテルで壮行会を開催。今後、会の運営は笠岡市教育委員会とNPO団体「笠岡を元気にする会」が行い、応援のポスターや横断幕の作製と掲示、バックアップ体制づくりなどを推進。

 五輪本番はすでに終わりましたが、次の4年後に向けて、地域を挙げて応援する大きな目標ができましたね。シーガルズもそうですが、笠岡はこういう応援組織が次々できるイメージがあります。長迫選手はまだ22歳。全然4年後を狙えます。この応援する会をバネに、笠岡をBMXのまちとして地域振興を進めて欲しいです。
 それにしても、今朝の陸上400mリレーは感動しました。ニュースで銀メダルと速報を聞いてたまげました。個人ではパッとしていなかったのに、団体ではジャマイカに続いて2位。何とあのアメリカに勝ったのです。まさか、日本が陸上で普通にアメリカに勝つ日が来るとは夢にも思っていなかったです。どの選手もまだ若いし、こちらも4年後が楽しみですね。
 良かったですね。かなり元気をもらいました。男子サッカーは早く終わり、女子サッカーはいなかったですが、また、4年後の東京で更に大きな元気をもらいたいですね。当ブログもぜひ4年後は生観戦レポをやりたいと思っています。4年後は相当遠いですが、たぶんこのブログ、このまんまやってるでしょ(笑)

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