日本サッカー協会の新会長が決まりました。いろいろと話題になっているようですが、ともかくも新しい顔が決まりました。小倉副会長の昇格という事ですが・・・うーむ、どうなんでしょうか。いろいろとネット上でこの件についての話が出ているので、自分なりにまとめて抜粋し、紹介してみます。
まずは決定の前段階。当初は役員選挙を透明性のある形にするべきという声があがっていたようです。事業仕分けの一環で、日本協会は、これまで通りの財団法人か、税制上の優遇がほとんどなくなる一般財団法人になるかを'13年まで選択しなければならない事情がある。協会は財団法人を希望していたため、役員選挙を透明性のある形にするべきという声が挙がっていたとか。その流れで協会役員の間で選挙案が進み、次期会長選が投票になる可能性が浮上し、これが協会のオープン化の第一歩となるのかと言われていました。
ところが結果は・・・選挙ではない決定でした。今までは理事が無記名投票したものを集め、次期役員候補推薦委員会が役員を決定していたそうですが、今回は直接投票にしようという声は消え、従来のやり方で決定されました。ちなみに、選挙の実施を強硬に訴えたという田島専務理事は、副会長に昇格されています。
該当HP:http://supportista.jp/2010/07/news23180737.html
次期会長には、FIFA理事を務める小倉純二副会長が昇格して就任。小倉新会長は'98年から副会長を務め、日本サッカーの外交マンとして活躍されたようです。犬飼会長は1期限りでの退任となりました。再選が濃厚とされていた犬飼会長は秋春制の問題などで求心力を失っており、体調の不安を理由に退任を申し入れたとのこと。
小倉氏は現在71歳で「就任時70歳未満」の条件からは外れるが、FIFA理事は規定上の例外となるため、就任にあたっての問題はないとの事。
該当HP:http://supportista.jp/2010/07/news24145813.html
当初は犬飼会長の再任が基本線だったが、健康不安を理由に1期2年で異例の退任になるとか。日本協会では犬飼氏が南アフリカW杯前、推薦委員会の川淵名誉会長に「体調不良を理由に退く」と辞意を申し出ていたとの説明だったようですが、急進的な協会運営が引き金となった事実上の解任劇との見方もあると報道されています。
顧問に就いた犬飼体制最後の常務理事会に姿を現さなかったという事で、いろいろと見方が出て来たようです。「犬飼会長が途中退席したらしい」(協会関係者)との情報もあり、犬飼会長続投派と小倉副会長昇格派の間で、激しい“権力闘争”があったとの見方が強いとしています。
該当HP:http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20100724/soc1007241401003-n2.htm
詳しい情報は断片的にしかネット上で聞けませんが、当ブログとして一番思う事は、やはり「透明性」と「藩閥政治への疑問」です。現在、相撲協会でも組織の透明性が問われています。もしサッカー協会でも何か不祥事が発生すれば、一気に相撲協会と同じ状態になっていたのかもしれません。
また、「早稲田大学&古河電工」という「閥」がどうも目に付きます。龍馬伝を今やっていますが、確かに明治政府を建てたのは薩長ですが、その後大正時代まで「薩長閥」は問題視され、板垣退助の自由民権運動が新しい政治の道を切り開いていきました。世界一の規模を誇る人気スポーツであるサッカーの、日本統括組織がこういう古い体質で良い訳はありません。「川淵名誉会長」という名前が出て来ますが、歴オタとしてはつい「院政」という歴史言葉を思い出してしまいますね。
ちなみに若いクラブ会社の中で、草創期のメンバーがずっと幅をきかせて運営を続け、新しい役員を拒んでいるという所があるかもしれません。であれば、それも「閥」政治ではないでしょうか。
またしても調べてみました。日本協会執行部の略歴より
・川淵名誉会長:早大卒、古河電気工業
・鬼武名誉副会長:早大卒、ヤンマー
・小倉会長:古河電工
・大仁副会長:慶大卒、三菱重工
・大東副会長:早大卒、住友金属工業
・田嶋副会長兼専務理事:筑波大卒、古河電気工業
そして今日、またネットのニュースにはっきり出ました。犬飼会長が辞めたのは「男やもめにウジがわいた」からという内容。「2期目もやる」と公言し、南アW杯も現地視察した犬飼会長が、23日からサッカー協会に来なくなったとか。
「体調不安なんてウソっぱち。犬飼会長留任で冷や飯を食いそうな田嶋新副会長、一部幹部職員が犬飼おろしを画策。今でも大きな影響力を持っている川淵前会長に泣きついた。犬飼前会長は川淵名誉会長に引導を渡されたともっぱら。クーデターみたいなモンです」(マスコミ関係者)との記事です。
小倉氏は'90年にサッカー協会国際委員長に就任。それから主に国際畑を歩き、'02年にFIFA理事に就いてからは、世界の主要協会重鎮に知己も多く、犬飼前会長のように「イヌカイ? フー?」といぶかられることもないとしています。
該当HP:http://news.livedoor.com/article/detail/4909805/
小倉会長自体は人物的に問題ないが、組織全体の体質、ナベツネ化と見間違える名誉会長の存在でしょうか。確かに秋冬制に関する強引な主張で犬飼会長はマイナスに見られていて、結果的にはいい方向に行くのかもしれませんが、岡田監督論と同じです。確かに結果が出るかもしれないが、中身がなければ意味がないと。すいません、所詮素人の空論なので聞き流してください。
まずは決定の前段階。当初は役員選挙を透明性のある形にするべきという声があがっていたようです。事業仕分けの一環で、日本協会は、これまで通りの財団法人か、税制上の優遇がほとんどなくなる一般財団法人になるかを'13年まで選択しなければならない事情がある。協会は財団法人を希望していたため、役員選挙を透明性のある形にするべきという声が挙がっていたとか。その流れで協会役員の間で選挙案が進み、次期会長選が投票になる可能性が浮上し、これが協会のオープン化の第一歩となるのかと言われていました。
ところが結果は・・・選挙ではない決定でした。今までは理事が無記名投票したものを集め、次期役員候補推薦委員会が役員を決定していたそうですが、今回は直接投票にしようという声は消え、従来のやり方で決定されました。ちなみに、選挙の実施を強硬に訴えたという田島専務理事は、副会長に昇格されています。
該当HP:http://supportista.jp/2010/07/news23180737.html
次期会長には、FIFA理事を務める小倉純二副会長が昇格して就任。小倉新会長は'98年から副会長を務め、日本サッカーの外交マンとして活躍されたようです。犬飼会長は1期限りでの退任となりました。再選が濃厚とされていた犬飼会長は秋春制の問題などで求心力を失っており、体調の不安を理由に退任を申し入れたとのこと。
小倉氏は現在71歳で「就任時70歳未満」の条件からは外れるが、FIFA理事は規定上の例外となるため、就任にあたっての問題はないとの事。
該当HP:http://supportista.jp/2010/07/news24145813.html
当初は犬飼会長の再任が基本線だったが、健康不安を理由に1期2年で異例の退任になるとか。日本協会では犬飼氏が南アフリカW杯前、推薦委員会の川淵名誉会長に「体調不良を理由に退く」と辞意を申し出ていたとの説明だったようですが、急進的な協会運営が引き金となった事実上の解任劇との見方もあると報道されています。
顧問に就いた犬飼体制最後の常務理事会に姿を現さなかったという事で、いろいろと見方が出て来たようです。「犬飼会長が途中退席したらしい」(協会関係者)との情報もあり、犬飼会長続投派と小倉副会長昇格派の間で、激しい“権力闘争”があったとの見方が強いとしています。
該当HP:http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20100724/soc1007241401003-n2.htm
詳しい情報は断片的にしかネット上で聞けませんが、当ブログとして一番思う事は、やはり「透明性」と「藩閥政治への疑問」です。現在、相撲協会でも組織の透明性が問われています。もしサッカー協会でも何か不祥事が発生すれば、一気に相撲協会と同じ状態になっていたのかもしれません。
また、「早稲田大学&古河電工」という「閥」がどうも目に付きます。龍馬伝を今やっていますが、確かに明治政府を建てたのは薩長ですが、その後大正時代まで「薩長閥」は問題視され、板垣退助の自由民権運動が新しい政治の道を切り開いていきました。世界一の規模を誇る人気スポーツであるサッカーの、日本統括組織がこういう古い体質で良い訳はありません。「川淵名誉会長」という名前が出て来ますが、歴オタとしてはつい「院政」という歴史言葉を思い出してしまいますね。
ちなみに若いクラブ会社の中で、草創期のメンバーがずっと幅をきかせて運営を続け、新しい役員を拒んでいるという所があるかもしれません。であれば、それも「閥」政治ではないでしょうか。
またしても調べてみました。日本協会執行部の略歴より
・川淵名誉会長:早大卒、古河電気工業
・鬼武名誉副会長:早大卒、ヤンマー
・小倉会長:古河電工
・大仁副会長:慶大卒、三菱重工
・大東副会長:早大卒、住友金属工業
・田嶋副会長兼専務理事:筑波大卒、古河電気工業
そして今日、またネットのニュースにはっきり出ました。犬飼会長が辞めたのは「男やもめにウジがわいた」からという内容。「2期目もやる」と公言し、南アW杯も現地視察した犬飼会長が、23日からサッカー協会に来なくなったとか。
「体調不安なんてウソっぱち。犬飼会長留任で冷や飯を食いそうな田嶋新副会長、一部幹部職員が犬飼おろしを画策。今でも大きな影響力を持っている川淵前会長に泣きついた。犬飼前会長は川淵名誉会長に引導を渡されたともっぱら。クーデターみたいなモンです」(マスコミ関係者)との記事です。
小倉氏は'90年にサッカー協会国際委員長に就任。それから主に国際畑を歩き、'02年にFIFA理事に就いてからは、世界の主要協会重鎮に知己も多く、犬飼前会長のように「イヌカイ? フー?」といぶかられることもないとしています。
該当HP:http://news.livedoor.com/article/detail/4909805/
小倉会長自体は人物的に問題ないが、組織全体の体質、ナベツネ化と見間違える名誉会長の存在でしょうか。確かに秋冬制に関する強引な主張で犬飼会長はマイナスに見られていて、結果的にはいい方向に行くのかもしれませんが、岡田監督論と同じです。確かに結果が出るかもしれないが、中身がなければ意味がないと。すいません、所詮素人の空論なので聞き流してください。