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納骨式

2019-09-08 23:52:32 | 日々の思い
蝉の声が聞こえなくなったなぁ~と思っていた
矢先また暑さが戻ったような秋暑しの昨日の事。
夫の叔母と、叔母の息子(8月11日死去)の
納骨の日の朝、目の前に蝉が微かに動いた後じーっと
こちらを見ているような・・思わずしゃがみ込んで蝉に
話しかけたら前足を動かしゆっくりと止まった。。
こんなにまじかに蝉を見たのは久しぶり・・命の終わりを
君はここで果てるのねっ‥土の中では6年住み土から出ると
あっという間に死んでゆく。卵を産んで次に引き継ぐ命・・
人間も寿命が尽きる・・命の終わりは誰も知らない。。


夫の大好きだった叔母様は7月に亡くなり、その息子は
8月に57歳脳梗塞で突然に旅立った。従弟にあたる
その息子は夫の実家の会社で働いて、独立をして仕事を
頑張っていた。とても親思いのその息子は認知があった
叔母を介護していつもより添っていた。倒れて意識のない
彼は病院で葬儀には出席できず納骨の日を決めた翌日に
旅だったと聞いた。仲の良かった親子は同じ日に納骨式を
執り行った。
炎天下の中で聴くお経が真っ青な空に響いた。
嫁いですぐに叔母様の手料理でおもてなしを受けたあの日
今日という日が来る事なんて・・人の命を思う時、愛に満ち
溢れていた日々も遠く雲に運ばれてゆく・・そんなことを
悠々と流れる雲と空の青は悲しみよりも浄土への旅立ちを
静に見守っているように思われた。。
嫁いで出会えた人々も私の人生・・ありがとうと呟いた・・合掌

             









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