お茶をどうぞ!

毎日楽しもうよ!きっといいことあるよ!

長い引き着

2020-10-01 23:01:21 | 古典着付け
先ほどベランダにでて今日の月・・十五夜(中秋の名月)を
愛でておりましたらお隣さんのご夫婦のお声が聞こえる・・
美しい月を見ながら会話も弾んでいるご様子・・
空気が澄んだ10月はもっとも月が美しく見える。

人はなぜ月に魅せられるのでしょう・・
古代から現代まで多くの文明の中で神話や伝統の一部を成して
きた月には幻想を生み出す力があるのだろうか・・
見上げた月は神秘的なまでに美しい・・自分の中の魂が叫び
自己投影すことで癒されていく・・良月は楽しみ・・・





今日の古典着付けは引き着を普通のおはしよりに
着付けてほしいというご希望でした。
小柄なK様には引き着そのものもかなり長く
腰ひもの後にさらにもう1本紐を使い胸下で腰ひも
よりも緩めで締め、おはしよりを調整致しましたが
それでもおはし寄りがかなり長いのでたたみ込んで
スッキリお着付け致しました。着物が長いときは
補正は控えること!!胴回りがすっきり整います!!
(前姿の写メ撮り忘れてしまいました)




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講習会

2020-09-05 23:31:13 | 古典着付け


このまま永遠に夏が続くのではと思う暑さだったが
ふと気が付けば季節は移り変わろうとしている・・
人に会えなかった季節が過ぎ去ってゆき、コロナ禍で
あれほど大変な経験をしたはずなのに、私達の生活の
感覚が薄れてゆく・・
長月はどんな景色を見せてくれるのだろうか・・


古典着付けの講習会がありお手伝いさせて
いただきました。今回は一日置いて2日間!!
江戸時代武家女性のお局の着付けがテーマでした。
拵え帯をアップいたします。一本帯ではなく3つの
部分に切った帯にU字の手がついている赤い枕を
使い文庫のひだを折り、手になる部分(亀の甲という)
に三カ所紐がついているのでそれを結び文庫を作る。
(その部分は結びという)胴に巻く部分を(抱きという)
U字の部分を背中に落として文庫を形づける。
舞台などでは拵え帯を作っておくと時短に仕上がります。
9月は姫様・お局・腰元の着付けをお勉強し小道具の
決まり事や日頃見れない衣装に皆様真剣でしたね。。

古典着付けを生かせる場面がほぼない状態ですが今こそ
技術を身につける時です!
皆様、自主練で手をならしてくださいませね!!その日まで!!

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講習会

2020-08-07 23:02:28 | 古典着付け



本日、暦の上では立秋ですがとてもそう思えない暑さ!
熱中症警戒アラートが発令された!危険な暑さは
東京で37度!体温より高い~~洗濯物を干すだけでも
汗が噴き出したわっ~
今日は朝からクーラを全開に不要不急のお出かけはせず
家事をこなし友人3人とも長話・・あっという間の一日。

先一昨日連日、古典着付けの講習会でお手伝いをさせて
いただきました。感染者再拡大で参加者も少なく、密に
ならずに終えましたが正直ドキドキな思いはありました。
8月のテーマは腰元の着付け・・腰元は江戸大奥の局たちの
傍で世話や雑用をする待女で仕えた。着物は矢絣の引き着
帯は手結びではなく舞台用で使う拵え帯(あらかじめやの字
結びを作っておく)で着付けてもらいました。
※赤い枕にハンガーをつけたもので羽根の間に入れる枕を使用!
※引き着の時の矢の字結び(立て矢結び)は右肩につくりますが
 おはしよりの着物の時の矢の字結びは左肩に作るのがお約束
※今回は御高祖頭巾の付け方も!!K様いわく・・マスクが神秘的な
 雰囲気を醸し出していると・・今までにはあり得ない風景ですが・・

昨日参加されたK様、婚礼の仕事をされていて当面予約がない
状況で会場の母体である某料亭がコロナの影響で非常に厳しい
状況のなり存続の危機だという・・紙面などで倒産件数の記事を
何気に見ておりましたが周りでそのようなことを聞くと・・・
ほんとうに経済が大変になっていることを教えられる。。
コロナは私達の未来を奪う・・
ジワリジワリ見えぬ闇にのみ込まれるのでは・・怖さが増してきた。。。


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新たに

2020-02-05 23:49:25 | 古典着付け
昨年12月で終了した古典着付けの講座を
受講していた方々からの要望で新たに
古典着付け塾のお手伝いをすることになり
新たな気持ちでスタート致しました。

一年間の授業内容と古典着付けの衣裳の
たたみ方から始まりました。おこし・襦袢・小物
帯とたたみ方を終えたら引き着の中にすべてを
置き、写メのようにセッティングを致します。

古典着付けでは補正がポイントです!!
襦袢を肩にかけてからお袖に手を入れる、、
引き着も同様方に描けてから片袖づつ手をいれる
(写メはアップしておりませんが衿が崩れないので
ここはポイントです!)
基本からしっかり学ぶ!!古典着付けのお仲間達
和楽の場で頑張りましょう

















コメント (3)
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しごきの巻方

2019-11-22 23:55:33 | 古典着付け
お稽古風景より~~

古典着付けで巻く赤いしごきは、一条と言います。
芸者など粋な結びには帯の前に巻く。赤い色は
あくまでも色気・・なので他の色は巻きません。
今日の裏技を紹介いたします。もし一条がない場合は
赤い縮緬の帯揚げがあれば帯揚げを広げて上下を
少しだけ中に折り込む(上下わにするためです)
写メのように一条を巻いたようになります!お試しあれ!

本日は古典着付けの講習会のお手伝いを
させていただきました。某舞台化粧の講座の中の
一環として開設していた講習会も年内で終了となります。
講座で出会った皆様と楽しく過ごした時間は残り少なく
なってまいりました。たくさんの方と出会いいいご縁に恵まれ
私自身の着付けの幅が広がった講習会でした。

何事も終わりがある。すべてのことは永遠ではないのですね。
終了後、師匠と講座のお仲間とお茶をして今後のことや
お疲れ様パーティーの企画をたて、いつも利用していたお店で
予約を取った。いろいろな話の中で幾年月の思い出が一気に
押し寄せてきた。関わってきたことに幕を降ろす・・
朝から冷たい雨が降った一日。私の心の壁を濡らす・・・雨・・・





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