
私の装い・・絽の小紋・紗の名古屋帯 鮎の墨絵
今日で半年が終わりますね。
明日から暦は7月!6月の暑さに体がついていかず
体がダル重いの。
お稽古にお見えの皆様は、この暑さをもろともせず
元気ハツラツ!!お話も弾み手の動きも軽やか!
即興の変わり結びも手際がいい、これから浴衣の出番が
多くなるので半幅帯の変り結びを10種類ほど結んでもらった。
今回のテーマは伊達衿を使う!各自いろいろに考えてもらい
創作結びにチャレンジしていただきました。👆の半幅の写メ
伊達衿を使い、、残りの部分でひだを作りうまく形を作った
(前の部分写メ撮り忘れ)
前回、帯締めで飾り紐「梅結び」を作りましたが今回は
「菊結び」にチャレンジし皆様上手く仕上げました~~
お稽古事に限らず、しばらく手が離れていることは忘れて
しまいますよねっ・・思い出したら何度もやりご自分で
覚える形を作っていかないと・・そうは言うものの‥ですね~
現場でお仕事をしている皆様は毎回真剣なので、些細なことも
なるべくチェックを入れるように心がけております。
お互いの手の違いやいろいろな意見を出し合い進めております。
お稽古の後は、軽いお食事の後皆でお茶を一服いたします。
茶歴の長いK様がお点前し、皆様も交互に‥最後はわたくしが
点てK様との問答のやり取りの中でお話を広げて皆で楽しい
ひと時を過ごし、大人空間は心地いいようです。

軸・・水上青々翠 薄器・五月雨のふり残してや光堂(中尊寺の蒔絵)
水上青々翠 (すいじょう せいせいたる みどり)
水上には青々とした水草が浮かんでいる。 浮草は流れに任せて漂うが
どこにあってもその青々とした美しさは変わらないという意味 だそうです。
この言葉の作者は薬山禅師という方で、「水上青々翠 元来是浮薸」
意味は上記の通りですが、浮草だけでなく、人間も立場や名声に
捕らわれることもなく自由に自らの能力を発揮し、柔軟に行動を
できる人なろうというメッセージがあるのだと思います。