ブリジストン美術館へ

ブリジストン美術館にて開催中のクロード・ドビュッシー展に出かけてまいりました。

美術館にいつもご一緒する茶友と今回は時間の都合がつかず、ひとりの時間を

ゆったりと楽しみ観賞致しました。ドビュッシーの「月の光」は聴くものの心を溶かし

満たしてくれる。。。このゆったり感はいい！

ドビュッシーは、様々なジャンルの人々との交流と絵画から得たものが

心の内側にあるものと向き合い、心の表現という広い海を泳いだ人だと思う。。

芸術家の内なる表現は150年後の現代人にも共感し得るものがあり

さまざまな調べは現代人の心のひびわれに入っていく・・

10月14日までの開催です。素晴らしい絵画にもぜひ会いにいらしてください。。






美術館路地の角に不思議なオブジェが！

着付け教室in上石神井

お彼岸も明け、木立をわたる風が肌に心地いいですね。

つい先日までの暑さが嘘のようです。皆さまやっと！の思いですョねっ！

実り豊かな秋の到来と様々なイベントやお出かけの予定に心躍ります。

夏休み明けのお稽古に皆さま単衣のお着物でお越しでした。

本来単衣の着物は9月のひと月なのですが、10月上旬までは許容範囲です！

10月からは袷衣のお着物になります。これからの季節はお着物でお出かけの

出番が多くなります。お着物を楽しんみてはいかが・・




昨日は袴を中心の着付けをアドバイス
※　腰の上に帯坐（タオル小で補正）を作ると腰紐が緩まないうえに
　　角帯が（一文字結び）安定する・袴の紐は十字又は一文字に結ぶ

　　→　　



１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２　　　　　　　　　　　　　　　　３
→　　　　　　

１　お太鼓の柄をあえて下目に！（季節外の柄をはずしたいとき・年齢や
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　着物とのバランス等で変化をつける）

２　１の着物（江戸小紋・綴れ帯）に角だし（角だしは粋でオシャレ感が出ますが・・）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　皆さまのご意見は？

３　私の装い（琉球紬・秋草文様名古屋帯）

お彼岸

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものですね。

彼岸の中日も過ぎ、今日は涼しく雨の一日でした。

長い残暑がやっと終わったわ～これから夜が昼より長くなる。

雨のためお墓参りが中止になり、夫の実家に全員集合でした。
（多磨霊園にお墓がある・夫は仕事のため参加せず）

お参りの後は持ち寄りの惣菜（私担当）義姉二人はそれぞれ

おはぎ・太巻き、品数もほどよく！皆で美味しく頂きました。


中止の電話に一品はカットしました。

カニと三つ葉いりの卵焼きは好評でした！
「鮮やかなピンクはドラゴンフルーツ」




施設からお出ましの義母はいつになくお元気！なんでも

会社のことで出番があったらしいの！必要とされていることが

嬉しかったのでしょう・杖をついていてもしゃんとした感じでしたね！

以前心なしか気弱な義母を感じたのですが○○子節が全開で安堵した・・

実家の母のことをふっと思う・・生き方だと言えばそれまでなのですが

義母は施設にいても感謝の気持ちが強く（事業家として凄い！女傑でした！）

人生駆け抜けた人なので芯がぶれない人で女性として尊敬できる人なの！

実家の母は生きがいを失くし、感謝の心を遠くにおしやってしまった・・

心と体を病んだ時見えてくるものがある・・二人の母は大切な人です。。

いつかなんだろうな・・そう遠くない時に母達に手を合わせる日が来るのね・・

ご先祖様に母達の健康祈願と、生かされた今日までに感謝をこめて・・合掌

淡交会の研究会

茶道・裏千家の研究会が、中野サンプラザで開催しており出かけて参りました。

一年に5回（今日は4回目）で本日の課題は風炉「五行棚初炭」

風炉「五行棚長緒」　風炉「五行棚替茶碗にて薄茶」風炉「法磨之式」

昼食をはさんで午後までしっかりお勉強？？連日の睡眠不足で今日は

頭がすっ飛んだ感じ！！午前中は何とか頑張れたのに午後は・・・・

心地いい揺れでした！自分でも舟に乗っているのがわかったのですが・・

そういう時ってほんに気持ちいいのよ～

後藤宗国業体先生の解説もゆっくり丁寧でしたし間のいい先生でしたね。

亭主と正客の「間」をお話しされ全体をみて話に入る配慮のご指摘が！

毎度思うのですが業体先生のお話やお教えの流れで舞台上の茶室の雰囲気が

変わるし、人となりも見せて戴けるのでその辺も見逃せないことのひとつです。

終身・特別師範会員で混雑していた会場を見渡して思うことですが、高齢者の方が

圧倒的に多い！生涯現役！お茶を学んでいる方々はご高齢でもしゃんとしている方が

多い！ひとつの道を突き抜けている方はしわの数だけ美しいと思う。

お茶の魅力を知った人はもう後戻りできない摩訶不思議な世界の虜になるのかしら・・

宗教にも似た揺るがない精神世界・・

自分と向き合い未知の自分に出会える感動を茶道で知った私も・虜になったのかも・・

介護日記

母の介護のため実家のある沖縄へ行っておりました。

台風の翌日でしたので飛行機を気にしながらでしたが

臨時便のおかげで何とか、母の入所している施設からの

出迎えを心配することなく、母とほぼ同時間に実家に入る。

今回は甥が企業のインターシップのため実家に2週間滞在したことで

母の機嫌がよく、感情のコントロールがいつもより安定していたので

精神的な疲れはなく比較的平常心でいられたわ！

朝の早い甥のため早起きがきつかったかな～実家でも・しかり

休養はできず・・でも今回は甥がいろいろと母のことや私の

あれやこれやを見てくれたおかげで、介護やそれにかかわる

弟や私の大変さを理解してくれたのが救いでしたね。

彼なりに何かを感じてくれたと思う。。。

時折、何かのように騒ぐ母に「おばあちゃんどうしたの」と

なだめる孫には何事も無かったかのように穏やかに答える母

私や弟には見せないいい顔をするのである・・孫効果なのね！

いつも都合が悪くなるとボケたふりをする母も今回ばかりは

それがないのは不思議！ボケたふりは私を試しているの？

うっ～まったく！都合がいいったらないわ！！

そんななか母がつぶやく「本当は家にず～っといたい！」と・・

施設の送迎車を心待ちにしていたのではなく・・前夜から施設の

時間を気にして騒ぐのは、母の抵抗だったのかしら・・・

私もいつか来る道・・行く道・・老いの無常を感じた。。





実家の前の歩道・街路樹が台風時の
塩害で枯れており葉が落ちていた
今回の台風はかなり被害があったようでした。
お見舞い申し上げます。。。